返済不要の資金調達方法5選!種類・メリット・デメリットまで徹底解説!

2023.03.01

資金調達

返済不要の資金調達方法5選!種類・メリット・デメリットまで徹底解説!

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事業を進める上で自己資金が足りず資金調達をする際、返済不要の方法があることを理解している方は多くはありません。返済不要の資金調達を理解していれば負担も軽減できます。そこで本記事では、返済不要の資金調達方法を解説します。

返済不要の資金調達方法は?

資金調達をする際、銀行や投資家から融資を行うと返済をしなくてはいけません。

銀行や投資家から融資を受け返済をする際、手数料や利息がかかるケースもあります。

借入した金額に手数料や利息が加わると、返済に追われ自身が取り組んでいる事業に手が回らなくなる可能性があります。

そこで、返済不要の資金調達を覚えておくとリスクを回避して事業に投資ができるでしょう。

本記事では、返済不要の資金調達について解説しますので、融資以外の方法を探している方は参考にしてください。

資金調達方法は融資だけではない

結論、資金調達方法は融資だけではありません。

返済不要の資金調達とは、返済義務がなく資金調達できる方法です。

資金調達と聞くと一般的に融資を考えるのではないでしょうか。

スタートアップ企業やまだ間もない企業の場合、融資だと返済が負担となることを予想される方が多いです。

しかし、返済不要の資金調達なら安心して取引ができます。

返済不要の資金調達して会社を軌道に乗せよう

返済不要の資金調達方法は以下の5つがあります。

  • クラウドファンディング
  • 補助金や助成金
  • ファクタリング
  • エンジェル投資家
  • ベンチャーキャピタル

それぞれのメリット・デメリットについて解説するので、資金調達を考えている方やお悩みの方は参考にしてください。

資金調達ならソーシング・ブラザーズ

スタートアップ企業で資金調達をしたいと考えている企業様に関する主な課題は、

  • スタートアップ企業で資金が足りない
  • 資金調達したいがやり方がわからない
  • 資金調達先が見つからない

の3点です。

スタートアップ企業にとって資金調達は重要なことですが、資金調達のやり方がわからない、資金調達先が見つからないという企業様が多くみられます。

上記の課題を解決してくれるのが「ソーシング・ブラザーズ」です。

「ソーシング・ブラザーズ」は資金調達に課題を抱えているスタートアップやベンチャー企業と投資家とのマッチングを行うサービスを提供しております。

資金調達に興味のある企業様はぜひこちらからご確認下さい。

返済不要の資金調達方法

返済不要の資金調達は以下のとおりです。

  • クラウドファンディング
  • 補助金・助成金
  • ファクタリング
  • エンジェル投資家
  • ベンチャーキャピタル

それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解しておくと、自身に合った方法が選択できます。

返済不要の資金調達を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

①クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、インターネットを通して発案された事業やプロジェクトに賛同して頂ける不特定多数のユーザーから資金を出資してもらう方法です。

出資を募る上で重要なのは、事業やプロジェクト内容を正確に伝えることです。

プロジェクトの出資者へのリターンは、金額に応じて相応の特典を用意するのが一般的です。

クラウドファンディングの種類は多数ありますが、返済不要のクラウドファンディングは以下の4つです。

購入型主流のクラウドファンディング
購入してくれる人にリターンとして、物品やサービスを渡す方法
商品やサービスのリターンを前提としているため気軽に支援が可能
寄付型購入型と違いリターンがない
プロジェクトに賛同してくれる支援者を探す方法
社会貢献を軸にしているプロジェクトと親和性が高い
株式投資型非上場株式を発行して不特定多数の人から資金を募る方法
出資者は企業の業績に応じて配当金を受け取ることが可能
ファンド型出資額と売上に応じて、出資者は配当金やサービスを受け取れる
特定のプロジェクトに対して、資金を募る方法

クラウドファンディングは、少額から出資を募れるため、出資者も出資しやすいという特徴があります。

また、クラウドファンディングは種類に応じて、配当金や物品、サービスといったリターンがあるので事業やプロジェクト内容が良ければ、成功しやすいでしょう。

クラウドファンディングのデメリットは、目標金額まで集まらなかった場合、資金は返金されます。

そのため、資金調達は、達成できる金額に設定するのが重要です。

目標金額に達成できなかった場合でも、資金を受け取れる方法がありますが、手数料やリターンの提供が必要になります。

資金調達のはずが赤字になる場合もあるため、いくつかの方法を事前チェックをしておくことが重要です。

②補助金・助成金

補助金・助成金は、国や地方自治体が実施する制度です。

事業実施にかかる経費の一部を支援してする制度で、基本的に返済不要です。

補助金や助成金には審査があり、一定条件をクリアすれば支援を受けられます。

補助金と助成金には違いがあり、補助金は募集期間や金額が決まっているケースが多いです。

一方、助成金は、随時受け付けているケースが多いです。

ただし、指定のエリアで起業・開業することが条件になっている場合があるので注意しましょう。

補助金は助成金と比較すると支援の金額が高い傾向です。

また、審査を通ればビジネスプランが評価されていることがわかるため、自信が持てます。

助成金は随身申請を受け付けているケースが多いので、資金調達が必要な際は申請しやすいです。

審査も一定条件を満たしていれば受給可能です。

③ファクタリング

ファクタリングの買取型は、売掛債権を買い取り現金化する資金調達方法です。

権利をファクタリング会社に売却すると、手数料を引いた額の金額を受け取れます。

一方、ファクタリングには保証型があります。

保証型は原則として、取引先の倒産や著しく経営が悪化した場合に限られ、現金化されます。

また、ファクタリングには2社間と3社間があります。

2社間と3社間の違いは、売掛先が取引に参加するかしないかです。

2社間の場合は、売掛先が取引に参加しないので、取引先に知られず現金化できます。

ファクタリングのメリットは、事前に審査がありますが、基本的に売掛金を支払う企業の業績が重視されます。

そのため、自社の業績に関係なく、かつ、比較的早い資金調達が可能で、キャッシュフローの改善ができます。

ファクタリングのデメリットは、手数料の金額が比較的高い傾向にあります。

特に2社間の取引では手数料が高く設定されています。

2社間の場合、売掛債権が支払われた後、ファクタリング会社にその分支払うので、返済が必要になります。

3社間ファクタリングは、債権者側が後に支払う必要はないです。

しかし、売掛先からの印象は悪くなるので注意しましょう。

④エンジェル投資家

エンジェル投資家とは、スタートアップ企業や起業して間もない企業に投資する個人投資家です。

融資ではなく投資なので、返済不要で資金調達ができます。

投資額は数百万から数千万で、比較的小規模です。

エンジェル投資家は、出資した企業が株式上場後に発行された株式を売買することで、リターンを得られます。

支援をすると同時に起業家にアドバイスを行っている方も多いです。

エンジェル投資家のメリットは、個人投資家の場合が多いため、資金調達スピードが早いです。

また、エンジェル投資家同士での繋がりがあるため、人脈を広げるチャンスにもなるでしょう。

エンジェル投資家のデメリットは、銀行融資に比べると金額が低いことが多いです。

そのため、資金調達の金額が不十分になる場合もあります。

株主ではなくても経営に大きく関与してくるケースも想定されるため、トラブル回避のためにも、お互いの意向を確認することが必要です。

⑤ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルとは、未上場企業で将来高い成長が予想される会社に対して出資を行う投資会社です。

ベンチャーキャピタルでは、企業価値を向上させるために経営のアドバイスなどのサポートがあります。

また、運営主体の戦略次第で方針も異なるので、自社に必要なサポートを把握して出資先を選びましょう。

ベンチャーキャピタルは億単位の出資も可能なのが大きなメリットです。

個人保証や担保なしでエンジェル投資家よりも多くの出資を受けとれます。

また、高額な出資を受ければ、金融機関からの融資も受けられる可能性が高くなるでしょう。

投資を行っている企業同士が業務提携すれば、シナジー効果を得られる場合があります。

ベンチャーキャピタルのデメリットは、審査が厳しい傾向にあるため、支援できる金額がエンジェル投資家に比べて高く、新規性や発展性があるプランを用意しないと支援を受けられない場合があります。

ベンチャーキャピタルの目的は、企業に投資をしてリターンを得ることです。

経営への干渉で影響を受け、自社の理想とは違う方向になる可能性があるため、エンジェル投資家と同様に、お互いの意向を確認することが必要となるでしょう。

返済不要の資金調達時の注意点

返済不要の資金調達における注意点は以下のとおりです。

  • 高額な手数料が求められる可能性がある
  • 出資先の経営への介入
  • 資金調達への時間がかかる

返済不要の資金調達はメリットだけではありません。

資金調達をするときに注意点を理解していないと、調達後に思うように自身の事業が進められない可能性があります。

資金調達を終えてからスムーズに活動するためにも、注意点の理解は必要です。

高額な手数料が求められる可能性がある

返済不要の資金調達を利用する際に、高額な手数料を要求される可能性があります。

たとえば、ファクタリングで資金調達を得ようとした際に、高額な手数料を求められるときがあります。

そのため、手数料はどのくらいが正しいか確認した上で利用すると良いでしょう。

出資先の経営への介入

出資先の経営への介入は、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家を利用した際に、特に注意が必要です。

返済不要で資金調達できる一方で、経営の実質的支配がおこる可能性があります。

自由な経営活動のためにもお互いの意向を確認しましょう。

また、出資比率には十分注意をして出資を受け入れるようにするのが重要です。

資金調達への時間がかかる

特に注意が必要なのは、補助金や助成金です。

補助金や助成金は受け取るまでに数か月かかるケースがあります。

そのため、早急に支援を必要としている場合は、別の方法も視野に入れて検討すると良いでしょう。

返済不要の資金調達をうたう詐欺には注意をしよう

返済不要の資金調達には、詐欺を行う企業や業者も存在します。

返済不要と聞くと誰しもお金を借りたくなります。

その心理を利用して詐欺をしようとする人は少なくありません。

資金調達で詐欺に合わないためにも、注意点を理解して実行に移しましょう。

SNS上の返済不要の資金調達は避けよう

TwitterやInstagramにおけるSNS上の個人投資を装った金融業者による被害が増えています。

資金を受け取ると高金利の貸付けになり、トラブルに巻き込まれる可能性があります。

「お金貸します」「融資します」などの書き込みには応じないようにしましょう。

詐欺にあった場合は警察に

もし、返済不要の資金調達の勧誘に応じてしまい、現金を受け取ってしまった場合や契約をしてしまった場合など、困ったことがあれば、すぐに警察への連絡をしましょう。

警察の相談専用窓口の番号は「#9110」です。

返済不要の資金調達方法は最適なものを選ぼう

返済不要の資金調達には5つの方法があり、それぞれの方法によってメリット・デメリットが異なります。

自社の抱えている問題やすぐに資金を必要としているか、審査が必要な場合に基準を満たしているかなど、企業ごとに違いがあります。

それぞれの企業にあった方法で最適な返済不要の資金調達をしましょう。

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