メガベンチャーの定義とは?おすすめの企業から年収・就職難易度まで徹底調査!

2022.11.17

業界分析

メガベンチャーの定義とは?おすすめの企業から年収・就職難易度まで徹底調査!

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皆さんは、メガベンチャーの定義について正しい知識を持っていますでしょうか。近年メガベンチャーに就職したい人や給料がよく転職を考えている人も多いかと思います。

しかしメガベンチャーの特徴を知らずに、就職活動をすると自身の行いたいこととずれたりする可能性があります。

今回はメガベンチャーへの就職を考えている方に向けて、メガベンチャーの定義、おすすめの企業や年収、就職難易度までも徹底的に調査し解説していきます。また多くのメガベンチャーを比較することで、各企業の特徴や共通点も見えてくるかもしれません。

メガベンチャーへの就職を希望している方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。

メガベンチャーとは

皆さんはメガベンチャーの定義について正確に理解されていますでしょうか。

メガベンチャーの定義とは新規事業などを機会に立ち上がり、新たに参入したベンチャー企業が大企業に成長・拡大することを言います。

まずは、大規模に成長したメガベンチャーに関する基本的な定義、メリット、難易度などの知識を身につけておくことをおすすめします。

大規模に成長したベンチャー企業

ベンチャー企業は競合企業とどのように差別化を図っていくかが重要な要素となります。

その中でも実力をつけて他者との差を広げ、見事に大企業へと拡大・成長した企業のことをメガベンチャーと定義付けています。

Q. 有名なメガベンチャーはどんな会社があるのでしょうか?

有名なメガベンチャーの例としては、リクルートサイバーエージェントDeNA楽天ヤフーなどが挙げられます。

メガベンチャーの共通点は優れた経営力に加えて、今後時代がどのように変化していくか先を見据えて他の企業より一歩先に進んだビジネスを展開していることです。

メリット

そのため、起業してから急速に事業を拡大させ成長していくことができるのです。

ここまで読んで、メガベンチャーと中小企業は何が違うのか疑問に感じている方もいると思います。

中小企業庁が公表している「中小企業者の定義」によると、中小企業では数値的な定義があり、従業員数300人以下、資本金3億円以下と決められています。

一方メガベンチャーはそのような定義がありませんが、中小企業庁で定義されている以上の規模感を持っていることが多いです。

■参考記事:中小企業庁「中小企業者の定義」

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メガベンチャーの定義

ベンチャー企業から大企業へと成長した企業のことをメガベンチャーと言います。

しかし先述したように、メガベンチャーには明確な定義が定められていません。

下記では、メガベンチャーがベンチャー企業や大企業とどのような違いがあるのかについて解説していきます。

メガベンチャーに就職したいと考えている人であれば、理解しておくのがよいでしょう。また各企業規模やその内容について、正しく理解しておくことをおすすめします。

  • メガベンチャーとベンチャー企業の違い
  • メガベンチャーと大企業の違い

メガベンチャーとベンチャー企業の違い

ベンチャー企業の特徴としては、新しく参入したビジネスを展開していること、起業後短い期間の中で拡大・成長することと言えます。

ベンチャー企業についての書籍を出版した松田修一氏はベンチャー企業のことを「高い志と成功意欲のアントレプレナーを中心とした、新規事業への挑戦を行う中小企業で、商品、サービス、あるいは経営システムに、イノベーションに基づく新規性があり、さらに社会性、独立性、普遍性を持った企業」と定義しています。

ベンチャー企業は、起業当初の時期は中小企業と同じような規模感であることがほとんどです。

しかし中小企業とは事業内容が大きく異なり、ベンチャー企業はこれまでに触れられることのなかった新しい製品・サービスの開発や新しいビジネスを展開していくため、他社との差を広げ急速に成長していくのです。

その結果、大企業へと発展して「メガベンチャー」と呼ばれるようになります。

メガベンチャーと大企業の違い

Q. メガベンチャーと大企業の違いは何ですか?

メガベンチャーには明確な定義は定められていませんが、資本金の額や出資総額、従業員数が中小企業の定義に当てはまらず、それ以上の規模を抱えている企業のことを大企業と言います。

ベンチャー企業から大企業へと成長したメガベンチャーとは経緯が異なりますが、一般的に大企業と呼ばれる企業の中にはメガベンチャーが含まれることになります。

メガベンチャーは、大企業とベンチャー企業の性質を併せ持つことになります。

企業が設立後に上場を果たした場合、株主に対して責任を背負うことになります。

それに加えて四半期報告書の作成、開示資料の作成などが義務的になり社外に対して自社の情報を提供することが必要になります。

メガベンチャーは、小規模から大規模へと短期間で成長するため「規模が小さかった頃と比べて保守的になってしまった」というイメージを持つ人も少なくはありません。

メガベンチャーになった結果、制約が強くなったり、一般的な大企業に就職する場合と同じような感覚を感じるというデメリットもあります。そのため今まで裁量権を持って働いていたベンチャーの人が、縦型社会となり実力が出せない、思っていた仕事と違うなどギャップを感じてしまうこともあるかもしれません。

メガベンチャーに就職するメリット

メガベンチャーは大企業の優れた経営力と、ベンチャー企業の成長力や柔軟性を併せ持つというメリットがあります。

メガベンチャーでの就職は将来性のあるビジネスに携わることができたり、若いうちから責任感のある役割を経験することやクライアントの直接話ができるなどメリットがあるためおすすめです。

下記では、メガベンチャーに就職することによって得られるメリットやおすすめポイントを解説していきます。

  • 裁量権や成長機会が多い
  • 市場価値を上げやすい
  • 福利厚生が充実している
  • 年収が低くない

裁量権や成長機会が多い

1つ目のメリットは裁量権や成長機会が与えられることです。

メガベンチャーでは、新しい事業をスタートさせたり事業拡大などの成長機会が与えられます。

また自分がやりたいと思ったことに挑戦できる裁量権が与えられるというメリットもあります。

メガベンチャーは、自分が会社の成長を支えている1人であるということを実感しやすいでしょう。

また自分自身で何かに挑戦したり責任感のある役割を任せられることも多いため、将来起業したいという人にも役立つ経験となることは大きなメリットとなるでしょう。

起業や転職など明確なキャリアプランを描いている人にとって、メガベンチャーへの就職はおすすめです。

市場価値を上げやすい

2つ目のメリットは市場価値を上げやすいことです。

先述したようにメガベンチャーでは裁量権が与えられるため、一般的には主体性がありスピード感を持って業務を成し遂げることができる優秀な人材を輩出するというイメージがあります。

そのため、他者からのイメージが良くなり自分の市場価値を上げやすいというメリットがあります。

メガベンチャーでの経験は転職や起業に役立つことが多いため、将来の選択肢を大幅に広げることができます。

そのため将来明確なキャリアプランを描いている人にとっておすすめの企業といえます。

福利厚生が充実している

メリットの3つ目は福利厚生が充実していることです。

福利厚生とは、給与以外の報酬のことです。

企業が従業員とその家族のQOL(Quality of Life)を向上させるために行います。

大企業は福利厚生や経営基盤が安定しているところが多いですが、その中でもメガベンチャーは福利厚生の充実に力を入れている場合が多いです。

大手有名企業の楽天では、無料の社員食堂やカフェテリア、授乳室、社内託児所などの施設があり、社員が過ごしやすい環境が整っています。

メガベンチャーへの就職を希望している方は、福利厚生が整っている企業を選択することをおすすめします。

■参考記事:楽天「福利厚生」

年収が低くない

4つ目のメリットは、高い年収が狙える可能性が高いことです。

メガベンチャーは事業会社であるため、メガバンクや保険会社、BIG4レベル(PwC、EY、KPMG、デロイトトーマツ)のコンサルティング会社と比較すると年収が低くなる可能性があります。

メリット

しかしメガベンチャーは成果報酬型にしているところが多いため、自分が良い結果を残せば若いうちから高年収になるというメリットがあります。

他の企業とは異なり、年齢に関わらず昇給を目指せるという点は魅力的なおすすめポイントと言えます。

賞与アップのために、自分自身で目標を持ち挑戦し、努力し続けていくことをおすすめします。

代表的なメガベンチャー企業TOP6

皆さんはメガベンチャー企業をどれくらい知っていますでしょうか。

実は私たちが日常生活で利用しているサービスには、メガベンチャーによって提供されているものが多いのです。

下記では、代表的なメガベンチャー企業を6社紹介します。

  • DeNA
  • サイバーエージェント
  • 楽天
  • ヤフー
  • ぐるなび
  • リクルート

DNA

DeNAは、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパンに所属していた南場智子さんが1999年に設立した会社であり、2005年に上場を果たしました。

2018年度の売上高は1390億円を超え、2022年には2,194名の従業員が所属しています。

モバゲーモバオク、横浜DeNAベイスターズは、皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

このようにDeNAではゲームやEC、スポーツ事業を中心に展開しています。

最近ではヘルスケアやライブストリーミング、AIに関する新規事業の展開にも積極的に取り組んでいます。

■公式URL:DeNA

サイバーエージェント

サイバーエージェントは、1998年に設立された会社で2000年に上場を果たしました。

現在では、知らない人はいないのではないかと言われるほど有名なメガベンチャーです。

2018年度の売上高は3700億円以上で、2021年の時点では5,944人以上の従業員が在籍しています。

サイバーエージェントは、メディア関連、ゲーム関連、インターネット広告、投資育成、その他の新規事業を展開しています。

その中でも、特にインターネット広告事業とゲーム事業は企業を支える柱となっていると言えます。

■公式URL:サイバーエージェント

楽天

楽天は1999年に設立され、2000年に上場を果たした企業です。

2018年度の売上高は9444億円を超えており、2021年度の時点で従業員は28,261名以上在籍しています。

楽天は楽天市場をはじめ、楽天モバイル、楽天トラベル、楽天銀行、楽天カード、楽天アフィリエイトなど様々なサービスを展開しているため、知っている方は多くいると思います。

事業はECとFintechを中心に展開し、年々拡大・成長し続けています。

■公式サイト:楽天

ヤフー

ヤフーはソフトバンクグループに所属している会社で、1996年に設立されて翌年の1997年に上場しました。

2018年度の売上高は8971億円超えで、2022年には7,597名以上の従業員が在籍しています。

ヤフーは、Yahoo!ショッピングやYahoo!オークション、Yahoo!プレミアム会員など様々なサービスを展開しているため、国内での認知度は非常に高いです。

ヤフーの子会社としては、GYAOやアスクル、バリューコマース、一休などがあります。

■公式URL:ヤフー

ぐるなび

ぐるなびは1989年に設立されて、2005年に上場した会社です。

2018年度の売上高は362億円超えで、2022年では1,542名以上の従業員が在籍しています。

グルメ情報の検索やレストラン予約サイトとして知られているぐるなびは、普段からよく利用されている方も多いのではないでしょうか。

飲食事業というイメージが強いぐるなびですが、その他にも結婚式に関する情報を多数掲載している「ぐるなびウェディング」や「レッツエンジョイ東京」というおでかけ情報サイトも運営しています。

また最近では外国人旅行者に向けたサービスの展開も進めており、今後ますます事業の拡大が期待できる企業です。

■公式URL:ぐるなび

リクルート

リクルートは、1963年に設立されて2014年に上場した会社です。

2018年度の売上高は2兆1733億円超えで、2022年の時点で従業員は17,327名以上在籍しています。

リクルートは、リクナビ、タウンワークなどの求人情報サイトや物件情報サイトのSUUMO、結婚情報誌のゼクシィ、旅行情報サイトのじゃらん、ホットペッパーなど様々なジャンルでのサービスを展開しているため、非常に認知度が高い企業です。

平均年収が約997万円と高いことでも有名です。

■公式URL:リクルート

メガベンチャーの平均年収ランキングTOP3

メガベンチャーへの就職を考えている方のほとんどが、それぞれの企業の年収について気になっていると思います。

下記では、メガベンチャーの平均年収ランキングTOP3を紹介します。

入社後のミスマッチなどによる早期離職などを防ぐために、年収が高い理由、業務の難易度なども合わせて確認しておくことをおすすめします。

  • ヤフー
  • リクルート
  • グリー

ヤフー

メガベンチャーの平均年収ランキング1位は、国内大手通販サイトのYahoo!ショッピングや会員サービス、インターネット広告などの事業を展開しているヤフーです。

2021年3月の有価証券報告書によると、ヤフーの平均年収は約1079万円となっています。

全体での平均年収は約1079万円ですが、エンジニア・SE、営業、企画、デザイナー、開発といった職種によって異なります。

ヤフーは自分が出した成果に対してしっかり評価してくれるという社員からの口コミが多いため、業績によって賞与アップも期待できるでしょう。

自分自身で業務管理ができ、常に向上心を持って難易度の高い業務に対しても努力して取り組んでいける人におすすめの企業です。

リクルート

メガベンチャーの平均年収ランキング2位はリクルートです。

リクルートの最新の平均年収は約997万円(有価証券報告書による)であり、サービス業全体の平均年収約367万円と比較すると非常に高いことがわかります。

リクルートの平均年収が高い理由の1つとしては、無形商材を扱うことがほとんどであるため、在庫を抱えるということが少なく、その分利益率が高くなることがあげられます。

また若いうちから難易度の高い仕事に挑戦できるため、若手社員に対して高い報酬を与えていることも平均年収が上がる要因となっています。

難易度の高い業務に挑戦し、若いうちから稼ぎたいという人におすすめの企業です。

グリー

メガベンチャーの平均年収ランキング3位は、グリーです。

グリーの最新の平均年収は有価証券報告書によると約820万円となっています。

グリーの平均年収が高いのは、基本給が高いことに加えて、固定で45時間分の時間外手当が含まれていることが理由の1つとなっています。

これに加えて、個人の業績による賞与や諸々の手当が支給されます。

■公式URL:GREE(グリー)

メガベンチャーの就職難易度

メガベンチャーへの就職は難易度が高そうだと思っている方は、多くいるのではないでしょうか。

下記では、メガベンチャーの就職難易度について詳しく解説していきます。

  • 特別難易度が高い訳ではない
  • 専門職の場合は経験やスキルが必須

特別難易度が高い訳ではない

メガベンチャーは特別難易度が高い訳ではなく、他の企業と同様に一般的な新卒採用を行なっています。

しかし就職の難易度に関しては、同じメガベンチャーでも職種によって異なります。

専門職の場合は経験やスキルが必須

特にエンジニアなどの専門職は、ある程度の経験や資格など特別なスキルを要することが多いです。

そのため専門職を目指す人は、事前に必要なスキルや難易度など条件を細かく確認しておくことをおすすめします。

メガベンチャーに就職して市場価値をあげよう

今回前半ではメガベンチャーの定義やベンチャー企業、大企業との違いなど基本的な知識に関して説明しました。

また後半では、メガベンチャーに就職する上でのメリットや難易度、入社後に感じやすいデメリット、代表的なメガベンチャーの例などについて紹介しました。

メガベンチャーへの就職に関して知識が深まりましたでしょうか。

メガベンチャーに就職することによって、自分自身がやりたいと思う仕事に挑戦できたり、自分自身の市場価値が上がり転職や起業にも役立つなど様々なメリットがあります。

将来的なキャリアアップを目指している方にとっては、おすすめの職業といえます。

また業績によって賞与アップがねらえる企業も多く、業務に対するモチベーションの維持・向上にもつながるためおすすめです。

細かい職種によって難易度は異なりますが、メガベンチャーは一般的な企業と同様の採用方法です。

全体的には難易度が高い訳ではないため就職できる可能性は高いです。

しかし事前に、口コミなどを調べデメリットなども確認しておくことをおすすめします。

メガベンチャーに就職して自分の市場価値を上げていきましょう。

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