「プロに出会う。プロになる。」代表取締役CEO 柴田大介 インタビュー

2023.11.07

転職ノウハウ

「プロに出会う。プロになる。」代表取締役CEO 柴田大介 インタビュー

SHARE -

「社会インフラを目指す」日本最大級の受発注プラットフォームサービスに迫る

PRONI株式会社 代表取締役CEO 柴田大介

柴田社長のご経歴について

2003年に三井住友銀行を経て、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)に入社しました。DeNAでは事業マネジメント、新規事業の立ち上げを行い、2009年より執行役員として広告事業、ゲーム3rdパーティー事業など事業部門を担当。 2014年からはHR本部長、経営企画本部長、マーケティング本部長、社長室長などを担当。担当。合計15年間をDeNAで過ごし、内9年間で執行役員として幅広い領域を経験してきました。2018年に株式会社ユニラボ(現PRONI株式会社)に入社し、人事、カスタマーサクセス部門を管掌した後、2020年より共同代表として代表取締役COOに就任。2023年10月より代表取締役CEOに就任しております。

どのような経緯でPRONIにJOINされましたか

2018年、38歳の時に40代からの自分のやりたい事、やるべき事を考えるタイミングがありました。当時DeNAに対しての不満は全くありませんでしたが、残りの人生をかけて組織と事業作りを0または小さな段階からやってみたいと思うようになり、自分で起業をするか小さなスタートアップに転職しようと考えていました。ちょうどそのタイミングでユニラボ(現PRONI)を創業した栗山と話す機会があり、今まさにユニラボ(現PRONI)が第二創業期としてスタートしなおそうとしていると聞いたことがきっかけで、新たなチャレンジとしてJOINを決めました。

Founder 栗山様との出会いについて

栗山とは前職のDeNA時代に出会いました。栗山がDeNAの中途採用の面接を受けにきたことが私と栗山の初めての出会いです。栗山より少し先にDeNAに入社した私は当時マネージャーを務めており、最初は上司と部下の関係でした。一緒に仕事をするなかで同い年であることや大企業をすぐに辞めたこと、地方出身であることなど、なにかと共通点や互いに共感できることも多く、栗山とはそれ以来20年ほどの付き合いになります。

PRONIについて

PRONIの事業概要

BtoB取引、特に役務(サービス)領域での受発注成功を支援する「PRONIアイミツ」というプラットフォームサービスを運営しています。サイトHP制作、SaaS、営業代行、オフィス移転など約100カテゴリーで最適なプロと出会うことができるマッチングプラットフォームです。

リブランディング背景(ユニラボからの社名変更について)

アイミツというサービスが始まってから10年が経過し、「我々は何者で、何の為に存在するのだろうか」ということを、栗山をはじめ経営メンバーで考えていました。短期的な目的を達成するだけではなく、我々の存在意義とこれから先の数十年の会社成長とどう向き合っていくのかを考え、改めて「インフラを創る」ということと、ユーザーに広く支援されるブランドになることを見据えて、今回のリブランディングプロジェクトが始まりました。

PRONIが解決したい業界の課題やクライアントのペイン

PRONIが解決したい課題意識は、会社が向き合う本業に集中するために、もっと上手く外部のパートナーの力を借りるべきではないかという点にあります。受発注の領域では、まだまだ情報格差やデジタル化の遅れが目立つ部分も多く、見積もりを取って比較検討するという行動に多くの人が時間を費やしています。

PRONIの提供するサービスの特徴を教えてください

大きな特徴は「コンシェルジュサービス」です。人とITの力を上手く融合させて、100%のシステムロジックでもなく完全属人的でもない提案が強みと言えます。カスタマーの課題は多岐に渡りますが、実際にwebからお問い合わせいただいた内容とコンシェルジュがヒアリングをし整理した内容だと、解決したい課題や出会いたいプロのイメージにズレが生じます。 だからこそ、テックだけで解決する / 人だけで解決するのではなく、人とテックのそれぞれの強みを融合させたサービスになっています。

人材について

PRONIで働くことのやりがいとは

ビジョンである「受発注を変革するインフラを創る」という点にあると思います。文字通りインフラになるためには、より多くのユーザーに当たり前に選ばれるようなサービスへ進化していく必要があります。これまでイノベーションが起きて来なかった巨大な市場に対して、数兆円を目線にしたインフラを創るという仕事は、より一層のやりがいを持てるものだと思います。

現在ご入社されている方はどのような方が多いのでしょうか

出身業界は様々ですが、事業内容とMVVに共感して入社を決めていただいている人が多いです。「受発注で苦労をした」という原体験を持っているというのが表現として近いかもしれません。クライアントという観点でも受発注をしない会社はないですし、業界を問わずホリゾンタルに課題解決をしていくサービスでもあるため、皆さんこれまでの経験を活かしてご活躍をいただいています。

会社のトップとして意識していること、社員に伝えていることは

全社員とのコミュニケーションを取るようにしています。具体的には、4~5人のグループで、面談のような座談会を通し直接話をする機会を設けています。その中で伝えていることは、「ビジョン」と「バリュー」という非常にシンプルなものです。組織内で多様性を尊重し、さまざまな価値観を受け入れたいと考えています。しかし会社としての目的は、日本経済を活性化し、大規模なサービスを提供することです。私たちの場合、Amazonのような誰しもが使うインフラとなるサービスを構築したいという思いに共感してほしいと思っています。  またビジョンに対する共感は、入社後により一層強化されるものだと感じています。実際に働く中でユーザーが便益を感じ、 一緒に働く仲間からそういった話を聞くことで強まっていく。今後も「ビジョン」「バリュー」について、しっかりと伝えていきたいと思っています。

活躍しているメンバーと他のメンバーの違いは

バリューである「まっすぐ」という考え方をどれだけ徹底しているかだと思います。PRONIではクオーター(3ヶ月)に一度全社員が集まって、もっともバリューを体現した人を表彰しているのですが、バリューにある3つのまっすぐ、「顧客」「チーム」「成すべきこと」にまっすぐ向き合っているメンバーは高い成果を残していますし、活躍をしていると思います。大前提PRONIにはまっすぐな人が非常に多いのですが、その中でも考え抜いて徹底してまっすぐである人は突出した成果を出しています。

最後に

スタートアップへの転職を考えている方へ

私自身も、大手銀行での経験からスタートアップへの転職を経て 、様々なフェーズの組織に携わらせていただきました。初めてスタートアップに入社したとき、社員数はわずか70人ほどでした。ユニラボ(現:PRONI)に入社したときは、20人というさらに小さな組織でした。実際に私は2回スタートアップに参加しましたが、スタートアップでの経験は非常に価値のあるものでした。
スタートアップは、自分で仕組みを構築したい、変化をもたらしたいと考える人に向いていると思います。大企業に勤めることも良い経験ですが、自分自身が何か新しいものを作り上げたい、ビジョンを実現したいと思うなら、スタートアップが適していると思います。
特にインフラとなる大規模なサービスを構築したいと考える方や、既存のサービスに不便さを感じ、それを改善したいと思う方、「まっすぐ」というわかりやすいバリューでやっていきたい方は是非、弊社にお話しを聞きに来て頂けたらと思っています。

※代表取締役CEO柴田様(左) HR田爪様(左)

スタートアップ転職ならソーシング・ブラザーズ

スタートアップ企業に転職を希望している方々に関する主な課題は、
・自分に合ったスタートアップ企業が見つからない
・転職したいがスタートアップ企業に関する情報が足りない
・スタートアップ企業の見極め方がわからない の3点です。
近年4人に1人は1回転職しているといわれ、転職に対しての意識の変化が起きております。
そんな中スタートアップ企業に転職を成功させたいがスタートアップに関する情報が足りずに不安で一歩踏み出せないでいる方が多います。
また、大手転職サイトに登録しても自力で希望に見合う求人が見つからなくて悩んでいる方も多くいます。
上記の課題を解決してくれるのがスタートアップ・ベンチャー企業特化の転職エージェント「ソーシング・ブラザーズ」です。
「ソーシング・ブラザーズ」はスタートアップ専門の人材紹介や情報メディアの掲載を行っており、スタートアップ企業・ベンチャー企業に特化した価値流通プラットフォームです。
スタートアップ転職に興味のある方はぜひこちらからご確認ください。

《 「ソーシング・ブラザーズ」の詳細を見る 》

RECOMMENDED