ベンチャー企業の平均年収は?メガベンチャーとの比較や年収ランキングを解説!

2022.11.16

年収分析

ベンチャー企業の平均年収は?メガベンチャーとの比較や年収ランキングを解説!

SHARE -

日本の平均年収は約420万ほどに対してベンチャー企業の平均年収はいくらなのか。

ベンチャー企業と一括りにいっても、スタートアップ、ミドルベンチャー、メガベンチャ―と様々なベンチャー企業が存在します

そこで、ベンチャー企業について明らかにしながら年収を見ていきます。

ベンチャー企業とは?

企業には、中小企業・ベンチャー企業・大手企業というように、企業の規模によって異なる言い方をしています。大手企業というのは、誰しもが聞いたことがある会社が多く、株式を公開している上場企業であることが多いです。

ベンチャー企業は、新規事業を立ち上げ、設立年数が若く急成長している企業のことを指します。中小企業は、ある程度地盤が安定していて、新規事業ではなく既存のサービスを安定して続けている企業が多いです。

もちろん、大手企業、中小企業、ベンチャー企業によって年収も異なってくるので、年収などについてもご紹介していこうと思います。それでは、ベンチャー企業に着目してお伝えしていきますね。

ベンチャー企業とは

そもそもベンチャー企業とは何かについてまずはお伝えしていきます。

ベンチャー企業とは、新たに起業して事業をはじめとする設立5年以下の企業のことを指します。

日本では毎年2000を超える会社がベンチャー企業として、ビジネスをスタートさせているのです。

ベンチャー企業は業界や職種によって年収はさまざまになるので、本記事ではITベンチャー企業を中心に平均年収や福利厚生などの特徴を明らかにしていきたいと思います。

ベンチャー企業の平均年収

ベンチャー企業の平均年収は大手企業に比べると最初は低い傾向にありますが、実力をつけることで一気に跳ね上がるのが特徴です。

日本の平均年収は現在420万円ほどに対して、ベンチャー企業の平均年収は382万円程。

ベンチャー企業の平均年収がなぜ低いのかというと、実力を重視して給与を決めているからです。

詳しくは後ほど説明していきます。

転職するならソーシング・ブラザーズ

スタートアップ企業に転職を希望している方々に関する主な課題は、
・自分に合ったスタートアップ企業が見つからない
・転職したいがスタートアップ企業に関する情報が足りない
・スタートアップ企業の見極め方がわからない
の3点です。

転職における課題

近年4人に1人は1回転職しているといわれ、転職に対しての意識の変化が起きております。

そんな中スタートアップ企業に転職を成功させたいがスタートアップに関する情報が足りずに不安で一歩踏み出せないでいる方が多います。 また、大手転職サイトに登録しても自力で希望に見合う求人が見つからなくて悩んでいる方も多くいます。

上記の課題を解決してくれるのがスタートアップ・ベンチャー企業特化の転職エージェント「ソーシング・ブラザーズ」です。「ソーシング・ブラザーズ」はスタートアップ専門の人材紹介や情報メディアの掲載を行っており、スタートアップ企業・ベンチャー企業に特化した価値流通プラットフォームです。
スタートアップ転職に興味のある方はぜひこちらからご確認ください。

ベンチャー企業の年収と給料推移

まずはベンチャー企業の平均年収についてざっくりご紹介していきます。

平均年収

・ベンチャー企業平均年収:約382万円
・新卒の初任給:約25万円
・3年目での平均年収:約513万円
・執行役員での平均年収:約1670万円

それでは詳しくみていきましょう。

平均年収:382万円

ベンチャー企業全体での平均年収は約382万円です。

日本の企業全体の平均年収は、約420万円ほどなのでベンチャー企業の年収は低いですが、ベンチャー企業はスタートアップからメガベンチャーまで規模感が異なるため、メガベンチャーや有名ベンチャー企業は大手企業と比較しても高い水準にあります。

また、ベンチャー企業は若くから出世することも出来るので、年収は青天井でもあることが特徴です。

新卒の初任給:25万円

ベンチャー企業の初任給は25万円に対して一般的な企業の初任給は21万円程です。

ベンチャー企業の初任給は4万円ほど高いことがわかります。

ベンチャー企業が初任給を高く設定している理由は、少数精鋭型であるため優秀な人材を確保するためです。

そのため、新卒であっても基準は高く、平均年収も一般的な新卒よりも高い水準になっています。

3年目での平均年収:513万円

ベンチャー企業3年目の平均年収は約513万円です。

一般企業の3年目の平均年収は約350万円なので、すでに約150万円以上ベンチャー企業の方が高いことがわかります。

Q. 3年目で高い平均年収を得られる理由は?

A. 年齢関係なく成果を上げれば上げる分だけその対価として年収が上がるからです。

執行役員での平均年収:1670万円

執行役員での平均年収は約1670円です。

一般的な大手企業などは年功序列な企業がほとんどなので、40代、50代でやっとなれる立場ですが、ベンチャー企業の場合は20代でも執行役員になることができます。

実績を残せば残すほど同年代よりも平均年収を大きく上回ることができるのです。

ベンチャー企業ならではの特徴ですね。

ベンチャー企業で平均年収が高いIT企業ランキング

ベンチャー企業の中でも平均年収が高いIT企業のランキングをご紹介していきます。

中には知っている企業がベンチャー企業だと意外に思うこともあると思うので、この機会にみていきましょう。

平均年収の高いベンチャー企業

・Zホールディングス平均年収:1080万円
・リクルートホールディングス平均年収:958万円
・DeNA平均年収:774万円
・LINE平均年収:770万円
・グリー平均年収:759万円

それではひとつずつみていきましょう。

Zホールディングス(平均年収:1080万円)

ベンチャー企業で平均年収が高いIT企業の1つ目はZホールディングスです。

Zホールディングスの平均年収は、約1080万円でランキングの中でもかなり高い水準です

Zホールディングスは、事業会社ではなく管理会社なので耳にする機会は少ないと思いますが、傘下にはZOZO、PayPay、GYAOなど多数の事業会社が存在します。

その分、福利厚生も整っているのがポイントです。

Zホールディングス(平均年収:1080万円)

ベンチャー企業で平均年収が高いIT企業の2つ目は、リクルートホールディングスです。

リクルートホールディングスの平均年収は約958万円で、こちらもランキングの中でも高水準です。

リクルートホールディングスは就活を行っているときに一度は耳にしたことがあるかと思います。

採用のイメージが強いと思いますがITの分野も取り扱っており、傘下には様々な子会社が存在する大規模なグループ会社です。

また、手厚い福利厚生が魅力的。

DeNA(平均年収:774万円)

ベンチャー企業で平均年収が高いIT企業の3つ目は、DeNAです。

DeNAの平均年収は約774万円で、ランキングの中でも高水準で設定されています。

DeNAのすごい特徴は、新卒のAI新人に対して年収600万円〜1,000万円を提示するなど、優秀な人材に対して積極採用を行っている企業です。

プロ野球でも耳にしたことがある、スポーツ事業にも力を入れています。

LINE(平均年収770万円)

ベンチャー企業で平均年収が高いIT企業の4つ目は、LINEです。

LINEの平均年収は約770万円で、ランキングの中でも高水準であることが分かります。

LINEは大手企業に分類しているかと思う人が多いかと思いますが、実はベンチャー企業に属しているのです。

LINEはITエンジニアが非常に高年収であるため、全体の平均年収も高くなっている傾向にあります。

また、福利厚生も手厚く整っているのが特徴です。

グリー(平均年収759万円)

ベンチャー企業で平均年収が高いIT企業の5つ目はGREEです。

GREEの平均年収は約759万円で、こちらもランキングの中でも高水準ですね。

GREEはモバイルゲームで非常に有名な企業で知られており、モバイル業界の中ではDeNAの次に高い平均年収を誇っています。

平均年収が高いITメガベンチャー企業ランキング

ここからは通常のベンチャー企業ではなく、メガベンチャー企業とITメガベンチャー企業ランキングについておつたえしていきます。

ITメガベンチャー企業とは

一般的なベンチャー企業についてお伝えしましたが、ベンチャー企業にはメガベンチャー企業という括りも存在するのです。

メガベンチャー企業とは、はっきりとした定義はありませんが、日本におけるメガベンチャー企業は、事業が安定し、東証一部上場をしていて、従業員数も1,000人以上在籍しているベンチャー企業のことを一般的には指します

通常のベンチャー企業とは異なり、メガベンチャー企業は福利厚生も充実しており、経営基盤が安定している企業が多いのが特徴です。

それでは、ITメガベンチャー企業をいくつかご紹介していきます。

楽天/Rakuten

メガベンチャー企業1つ目は楽天株式会社です。

楽天がメガベンチャー企業なの?と驚く方も多いと思います。

しかし楽天は大手企業には属していなく、メガベンチャー企業の分類とされており、平均年収は約756万円と、企業規模に対しても高い水準を維持していることがわかりますね。

福利厚生も充実しており、メガベンチャー企業ランキングの中でも高い水準です。

エムスリー/m3

メガベンチャー企業2つ目はエムスリー株式会社です。

エムスリー株式会社は、医療従事者を対象にした医療ポータルサイトなど、健康・医療に関わる複数サイトの運営を手掛ける会社です。

平均年収は約870万円とメガベンチャー企業にも関わらず高水準となっています。

また、一部年俸制を導入する姿勢から、優秀な人材獲得のためには投資を惜しまないのが特徴です。

メガベンチャー企業ランキングの中でも、水準が高く楽天よりも高いことがわかりますね。

メルカリ/mercari

メガベンチャー企業3つ目は株式会社メルカリです。

メルカリも一度は耳にしたことが多い会社ですが、大手企業ではなくメガベンチャー企業に属しております。

株式会社メルカリの平均年収は約968万円とメガベンチャー企業の中でもかなり高水準です。

事業規模が大きいにも関わらず平均年収が高いことは安定を意味していますね。

メガベンチャー企業の中でも福利厚生が手厚くされており、ランキングでもトップの高水準です。

ベンチャー企業で年収を上げる方法

ベンチャー企業について説明をしてきましたが、ここからはベンチャー企業で年収を上げる方法をご紹介していきます。

事業の売上を伸ばす

ベンチャー企業で年収を上げる方法の1つ目は事業の売上を伸ばすことです。

事業の売上を伸ばせば当然会社に入るお金も多くなるので、必然と収入は増えるので年収も上がります。収入をいち早く上げたい場合は、売上を作りましょう。

スキルをつけて転職する

ベンチャー企業で年収を上げる方法の2つ目はスキルをつけて転職することです。

ベンチャー企業は大手企業と違って、成長環境があり大きくスキルを得ることができる環境でもあります。ベンチャー企業でスキルをつけ、転職したところ年収が2倍になったケースも少なくありません。

自分の市場価値を高めることでキャリアの選択肢も広がります。

独立・起業する

ベンチャー企業で年収を上げる方法の3つ目は独立・起業をすることです。

新卒でベンチャー企業、メガベンチャー企業に入社し独立・起業する方も少なくありません。

大手企業の社長たちは同じように、若いうちにスキルを磨き会社を立ち上げたのですから、可能であるという事です。

また、将来起業をしたいという方は圧倒的にベンチャー企業、メガベンチャー企業をおすすめします。

ベンチャー企業、メガベンチャー企業はとにかくスキルを磨くことができるので、スキルを若いうちに磨き自身の市場価値を高めることができるからです。

ベンチャー企業の年収でよくある質問

ここからはベンチャー企業の年収に関するよくある質問をご紹介していきます。

ベンチャー企業で年収が高い職種は何?

ベンチャー企業で年収が高い職種はITエンジニアです。

ITの知識、技術を持った人材は重宝されるので、ベンチャー企業では圧倒的に年収が高い水準で設定されています。

ベンチャー企業は福利厚生が期待できないのは本当?

ベンチャー企業では、資金を福利厚生に回すというよりかは、事業に投資することが多いので、福利厚生が整っていないベンチャー企業もあります。

しかし、大手企業にはないユニークな福利厚生を導入しているケースが多いです。

例えば、カップル記念日やお祝い記念日など。

ベンチャー企業の年収は薄給?

ベンチャー企業の中でも企業ごとに給与水準は異なるため、一概に薄給であるとは言えません。

創設直後のベンチャー企業は売上がほとんど立っていなく、投資に資金を回すことが多いので薄給になりがちです。

一方で、事業が安定している成熟したベンチャー企業は、実力によって高い給与がもらえるので、成果を出した時のボーナスも多い傾向にあります。

自身の市場価値を高めるために挑戦したい人はベンチャー企業に転職しよう!

ベンチャー企業についてお伝えしましたがいかがでしたか。ベンチャー企業は、成果を上げれば上げるだけで給与として還元されます。

大手企業は、年功序列なので早くから出世をしたい方よりかは、ゆっくりとしたマイペースの方が多いです。

ベンチャー企業は、自分自身の市場価値を高めることができる環境が整っていることが多いので、最初から福利厚生や待遇を求めている方にはあまり向いていません

しかし、自分の市場価値を高め3〜5年で実力、実績をつけ大手企業の管理職の位置に就職することは可能です。市場価値を高めれば高めるほど、福利厚生や待遇は良くなるので、挑戦意欲が高い方はベンチャー企業に挑戦しましょう。

スタートアップへの転職ならソーシング・ブラザーズ

こういったお悩みをお持ちではありませんか?
・スタートアップ企業の見極め方がわからない
・希望に見合うスタートアップ企業が見つからない
・スタートアップに関する情報が足りない
転職に対する壁が低くなりつつある近年でスタートアップ企業に転職したい方も少なくありません。そんな中、自分に合ったスタートアップ企業を見つけることに苦労している方が多くいます。


ソーシング・ブラザーズはこれらの悩みを解決します!
~ソーシング・ブラザーズが選ばれる3つの理由~
・スタートアップ企業が多数登録!
・スタートアップ専門の人材紹介!
・情報収集がしづらいスタートアップの情報発信メディア!


このようにソーシング・ブラザーズであれば課題であったスタートアップに関する情報を一度に収集することができます。
まずは、スタートアップに関する情報をこちらからご確認下さい。

RECOMMENDED