仕事をどうしても休みたい、でも休みたい本当の理由はちょっと会社には伝えづらい、という状況を経験された方は多くいると思います。

そんなときに代わりに使える理由として有力な31種について紹介します。

「当日欠勤の言い訳がない…」など考えている方は必見です。

仕事をずる休みする理由はどうする？

そもそも仕事における「ずる休み」とはどういうものでしょうか。

まず、前日までに事前にお休みを申し出る場合については、理由を問わず有給休暇を申請することができることが法律で決められています。

この記事では、仕事の「ずる休み」とは当日に本当ではない理由で会社を休むこと（当日欠勤）、として紹介します。

会社にバレずにずる休みする方法

ずる休みが会社にバレるとは、どういう状況を想定しているのでしょうか。

これは、本当ではない理由で当日に会社を休んだことが会社に知られてしまった状況以外にも、当日欠勤した理由を「仕事を休むには不当な理由だ」として判断されることも含むでしょう。

「当日欠勤になってしまっても仕方がないと会社が判断するような理由」については、自身の状況に応じて後程紹介する理由のなかから選択してもらいます。

もちろん無連絡は絶対NGです。

どうしても仕事時間前に連絡できない、もしくは電話での連絡ができない場合については、なるべく早くその理由についてもあわせて連絡をいれるべきでしょう。

また、連絡先としてついつい話しやすい職場の同僚や後輩を選んでしまい、特に上司につなぐことなく連絡を終ってしまうかたもいるかもしれませんが、これもNGになります。

「会社」への報告としては、やはり自分の仕事を管理する立場にある上司や、勤怠を管理する立場にある人に連絡をいれなければなりません。

最悪の場合、会社への連絡のない「無断欠勤」として取り扱われてしまいます。

「報告した理由が嘘ではないかと疑われないこと」のためにも、会社への連絡の入れ方は大事になってきます。

説明の仕方がしどろもどろになってずる休みがバレることがないように、理由や状況についてきちんと具体的に事前に決めておきましょう。

そして、あくまで当日欠勤はいけないこととして、きちんと謝罪もしましょう。

仕事をずる休みするリスクは？

仕事のずる休みには、バレることも含めて当然リスクも伴います。

まず会社にずる休みがバレてしまった場合には、不当な理由での当日欠勤および仕事姿勢だとしてなんらかの処分が下る可能性が考えられます。

最悪の場合、解雇に繋がりかねません。

例えバレることがないとしても、人事評価への悪影響に繋がってしまう会社は多いでしょう。

特に当日欠勤を繰り返してしまっている場合は、「安定した仕事ができない人材」として評価されてしまうかもしれません。

そもそも事前に有給休暇を申請すれば、ずる休みなんてしなくても済みます。

有給休暇を使い切ってしまうほど休みたくなる、有給休暇が発生する条件（入社後6か月間の継続仕事＋労働日のうち80%以上出勤）を満たす前にもう会社に行きたくない場合は、会社や仕事内容が向いてないのかもしれません。

さらに、有給休暇を取らせてくれない、有給休暇がないと言っている会社については、労働基準法などの法令違反の可能性があります。

そういった会社も「ブラック企業」であることが多いので、転職も選択肢にいれたほうがいいかもしれません。

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仕事をずる休みする時に使える理由【当日欠勤する場合】

それではここからは、ずる休みのときに説明する理由として「仕方がない」と会社に思ってもらえる理由について紹介していきます。

まずは「当日欠勤」する場合についてです。

発熱

会社の規定で発熱の基準が決まっているならその温度以上、特に決まっていないなら一般的には37.5度以上が「発熱」として考えられているので37.5度以上として報告するのがいいでしょう。

また、仕事を行うことが難しい程度の体調不良を伴うことも付け加えるとより納得してもらえます。

ただし、極端な高熱や長期間の発熱は病院の受診を求められるので、それを避けたい場合には、「おそらく一時的な風邪だとは思うのですが、もし熱が～時までに下がらない場合は病院を受診のうえ改めてご連絡いたします」などと付け加えるといいでしょう。

インフルエンザ

感染力が強いので、会社としてはインフルエンザの人は出社してほしくないため、ずる休みをするのに強力な理由になります。

テレワークなどでの出社を伴わない勤務も避けたい場合は、体調不良であることもあわせて報告する必要があります。

ただしきちんとした会社は検査結果と検査を受けた医療機関の報告まで求める場合があります。

一時的にずる休みしたいだけで長期間出社したくないわけではない場合は避けた方がいい理由でしょう。

胃腸炎

胃腸炎とは、「なんらかの原因で胃や腸などに炎症が起こって、下痢や腹痛などの症状が発生する疾患の総称」のことです。

ストレスなどでも起きたりするので、ずる休みの当日欠勤の理由としては使いやすい部類になります。

腹痛など、仕事を行うことが難しい具体的な体調不良の症状とともに、会社に伝えるといいでしょう。

腹痛・下痢

「ちょっと腹痛で…」程度の説明だけだとずる休みだと受け取られかねないので、出社や仕事が難しいほどの体調不良であることをきちんと具体的に報告しましょう。

頭痛

よりバレる可能性を低くするために、上記と同様出社や仕事が難しいほどの体調不良であることをきちんと具体的に報告しましょう。

ひどい頭痛が続く場合は、医療機関を受診のうえで報告することを付け加えるとより信憑性が増します。

嘔吐

まさか、会社で吐くわけにはいかないので、ずる休みの当日欠勤の理由としては使いやすい部類の一つです。

「嘔吐後気分の悪さ等体調不良が続いていて、再び嘔吐してしまうかもしれない」等の具体的な説明といっしょに報告しましょう。

腰痛

腰痛持ちだったり、ある程度年齢を重ねられた方がずる休みの際使いやすい理由です。

もしそうでない場合は、仕事の時間外で重い荷物等を持った際に腰痛になった等、発生した状況や医療機関の受診予定も付け加えるといいでしょう。

家族の看護

同居した家族、特に子供が体調を崩したため、看護をする必要があるという理由です。

「落ち着き次第病院へ連れていき、もしインフルエンザ等であれば改めてご連絡させていただきます」などの具体的な説明もあれば信憑性があがるでしょう。

使いすぎると本当に家族の看護が必要になった場合に、困る可能性があるので注意してください。

子供の怪我

子供が怪我をしたため病院へ連れて行ったり面倒を見たりする必要がある、という理由です。

子供の突然の怪我はどうしても起きるときは起きてしまいますし、まさか放置して出社するわけにもいかないのでずる休みの理由として強力になります。

しかし家族の看護と同様に、使いすぎると本当に子供がけがをした場合に困る可能性があるので注意してください。

乗り物酔い

日常的に通勤に使っている乗り物で酔ったと言っても信じてもらえない可能性があるため、ずる休みの理由としては少し使い勝手が悪いかもしれません。

いつもと違う方法で通勤する必要がある際に使える可能性があります。

もしくは体調不良で、なんとか電車等まではたどり着けたが乗っていると気分が悪くなる、等の理由を付け加えるといいかもしれません。

仕事をずる休みする時に使える理由【事前に欠勤連絡する場合】

会社に対して、「事前に欠勤連絡」する場合に使える理由を紹介します。

役所での手続き

平日しか受け付けていない手続きや長時間かかる手続きが多いので、逆にずる休みの際の休みの理由としては説得力があります。

「〜のために必要な手続きをしてきます」などの具体的な説明もつけると信憑性がさらに増すでしょう。

銀行での手続き

こちらも平日しかできない手続きがあるため、ずる休みのために説明する理由として説得力が同様に高いです。

ある程度具体的な手続き内容を考えておきましょう。

子供の学校行事

特に小学生の子供がいる方は実際にこの理由で休みをとる機会が多いでしょう。

伴侶の方の都合がどうしてもつかなくて、子供のために自分が行く必要があることをきちんと説明しましょう。

子供の学校のトラブル

こちらも子供がいらっしゃる方がずる休みの際の説明に使う理由です。

「ちょっと説明しにくいのですが…」等付け加えると上司の方も説明を求めずらくなるでしょう。

子供の話とはいえ複数回使うと疑問に思われる可能性があるため注意してください。

病院の受診

大学病院等は待ち時間が非常に長くなることが多いので、事前にお休みを申請する理由として使いやすくあります。

「慢性的な頭痛などの体調不良のため、かかりつけ医のすすめで精密検査を受けます」等の説明があればまず疑われないでしょう。

家族の病院の付き添い

家族、特に子供が体調不良のため、病院への送迎や付き添いを行うという理由です。

インフルエンザ等の場合は改めて連絡し相談することを併せて伝えると説得力が増すでしょう。

冠婚葬祭・法事

会社を休む理由としては、出席を避けられない場合が多いため比較的強力な部類と言えます。

身内の不幸があまりに多いと不自然に思われる可能性もあります。

あまりに血縁関係の近い身内の不幸を理由にするのは避けるのが無難になります。

家庭の事情

なんとなく突っ込んだ説明を求めづらい理由です。

しかし一度使うとかなり気にされるのと、繰り返して使うと疑われる可能性が高い理由になります。

健康診断

定期的な健康診断については本当にきちんと受けた方がいいですし、場合によっては結果の会社への提出を求められます。

「優良体割引のある保険への加入の際に保険会社から求められた」等の理由でいつものものとは別に健康診断を受ける必要があることを説明するといいでしょう。

資格試験や免許の更新

資格試験については平日のみ実施されているものも多々あります。

なぜその資格が必要になるのかと、資格試験のためには休みを取らなければならないことをきちんと伝えるとより説得力があがります。

免許の更新については、地方によっては土日祝日も受け付けている場所もあるため、場合によってはきちんと土日祝日に更新の手続きができない理由も伝える必要があります。

カードの再発行

「クレジットカードやキャッシュカードが紛失したため、前のカードを無効にしてもらったうえで再発行の手続きを行う」などの具体的な説明を行うことができます。

ただし、複数回発生するとそもそも社会人として不安に思われかねないので注意してください。

工事の立ち会い

自宅の光回線や水回りについて立ち合いが必要であり、日程が調整できなかった旨をきちんと説明すれば、休みをとらなければならない理由として使うことができます。

また、親が関係する工事についても、親だけだと不安であるため立ち合いに同席したいことを伝えれば理由として使える場合があります。

親の介護

長期間の介護だと会社への説明が難しくなりますので、普段介護をしている人の都合で、その日のみ自分が介護を行う必要がある、などの説明を併せて行うといいと思われます。

仕事をずる休みする時に使える理由【予期せぬトラブルの場合】

次に、ずる休みの理由として使える、予期せぬトラブルについて解説します。

車の故障

通勤に車を使っている場合は、車を通勤で使っていること、車以外の通勤手段がすぐに使えないことを説明したうえで、ずる休みをする際休みの理由として使えます。

そうでない場合は、すぐに車を修理する必要がある理由について別途説明を求められる可能性がありますので、ずる休みの理由としては使いにくい可能性があります。

水回り・電気・ガスのトラブル

具体的なトラブル内容と、そのトラブルを放置して出社するのが危険・もしくは難しいことを併せて説明することで、説得力があがります。

解消したことの連絡も必要になる可能性があります。

通勤時のトラブル

仕事を休まざるを得ないほどの通勤時のトラブルとしては公共交通機関の運転見合わせなどが考えられます。

実際に運転見合わせ等が発生しているかは調べればすぐにわかるので、ずる休みするために理由を通勤時のトラブルにするには、実際に発生しているトラブルを理由にする必要があります。

また、長時間電車に閉じ込められ、体調不良になった等、通勤が困難である旨もあわせて伝えるべきです。

家の鍵の紛失

家の鍵を紛失した状態で鍵をかけられないこと、管理会社等に連絡がつながらない、もしくは連絡したが代わりの鍵をかけられないことを説明することで、ずる休みの際に休みの理由として使うことができます。

空き巣

実際に空き巣にあった場合は当然当日欠勤の理由になり得ますが、実際は空き巣の被害は起きていないのに空き巣をずる休みの理由にするのは、バレる可能性が高いでしょう。

財布の紛失

財布の中に大事なカードや鍵をいっしょにいれている方は多いと思います。

そういったものもいっしょに紛失したことによって急ぎで対応しなければいけないことがあるというのは、ずる休みのための当日欠勤の理由になり得ると思います。

無くしたものを具体的に説明してバレることがないようにしましょう。

台風による電車の運転見合わせ

公共交通機関の運転見合わせの情報については調べればすぐにわかるので、実際に起きている運転見合わせを理由にする必要があります。

台風の接近の仕方によっては鉄道会社が事前に運転見合わせを決定することもあるので、バレることがないようずる休みする際はそれらの情報もあわせて確認する必要があります。

人身事故

人身事故によって大幅なダイヤ乱れが生じる場合がありますが、多くの場合は２、3時間後には復旧しているか、代わりの交通機関を利用すれば会社まではたどり着けます。

遅刻ではなくずる休みの際の休みの理由にするためには、代わりの出勤手段がないことや、出勤できない理由などをあわせて説明する必要があります。

仕事をずる休みする時の注意点

先の解説でずる休みがバレることがないように「会社に疑われないように説明する」ことは注意点としてあげましたが、それ以外にもずる休みするうえで注意しなければいけないことはあります。

同じ理由を何度も使わない

どんなに納得感の高い理由を説明できても、同じ理由で繰り返し休みが発生すれば、当然会社はずる休みではないかと不信感を抱き、バレることにつながります。

できるだけ短期間の間に連続して休みが発生するのは避けたいですが、どうしてもという場合は同じ理由を説明することは避ける必要があります。

SNSに投稿しない

無事に休めてつい気が緩み、ずる休みしている様子をSNSに投稿するのは危険です。

例え会社側で社員のSNSを監視してないとしても、SNSは誰に見られているかわからないものです。

会社の関係者に見つかってずる休みがバレることがないよう注意してください。

外出しない

体調不良などでずる休みしてどこかに遊びに行き、ばったり会社の関係者に出くわすようなことは絶対に避けなければなりません。

だれかのSNSや動画に写りこんでしまう可能性もあります。

去年、会社をずる休みしてコミケへ行って、テレビの取材を受けて、それが放送されてばれた！

HPPS＠平和荘(@HPPS_HEIWASOU)-Twitter

可能な限り、ずる休み中にどこかに出かけないようにしましょう。

会社の近くには行かない

もし、ずる休み中でもどこかに出かける必要がある場合は、少なくとも会社の近くまで行くのは避けましょう。

会社の関係者に出くわしてしまう可能性がぐっと上がります。

これは、会社の関係者がよく利用する駅や施設についても同様です。

仕事を本当に休みたい場合は上司に理由をしっかり伝えよう

この記事では、仕事をずる休みする際の理由について紹介しました。

仕事を休みたいときには、理由を上司に伝えなくてはいけません。

その時に、正直に話すかずる休みの理由を述べるのは人それぞれです。

しかし、今後の上司との関係を深めていく場合には、嘘はつかずに正直に言うのが得策と言えます。

まとめ

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