派遣と正社員の違いをチェック!メリット・デメリットや正社員になる方法を解説!

2023.03.29

転職ノウハウ

派遣と正社員の違いをチェック!メリット・デメリットや正社員になる方法を解説!

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働き方が多様化していく現代において、派遣社員と正社員のどちらの形態で働くほうがよいのか、迷う人もいるのではないでしょうか。

実は派遣社員と正社員には、ボーナスや収入・福利厚生などの側面からメリット・デメリットがあります。今回は、派遣社員と正社員の違いを中心にした特集です。

また、派遣社員から正社員へと登用される方法についても紹介します。

派遣社員と正社員の違い

まずは、派遣社員と正社員の違いについて理解しておきましょう。その企業にて、社員として登用され雇われているかどうかが問われてきます。その差についてさらに細かく見ていきましょう。

雇用主

派遣社員と正社員との違いで最も顕著なのが、誰が雇用主かという点です。派遣社員と正社員とでは雇用主の違いがあります。まず、派遣社員の場合は、実際に働く現場との雇用関係はありません。

あくまでも派遣を斡旋する派遣会社が雇用主に該当します。一方で正社員の場合は、その現場の企業に属する社員なので、企業が雇用主となります。

雇用期間

派遣社員と正社員とでは雇用される期間に違いが生じてきます。まず派遣社員の雇用期間は「有期雇用」とされ、3カ月や半年、1年間といった期限が定められ、必要に応じて契約更新されていきます。

一方で正社員は「無期雇用」とされ、雇用期間についての制限はありません。当人の希望や定年・何らかの事情で解雇するまでが雇用期間です。

また、派遣社員が契約更新する場合、派遣先企業・派遣会社・派遣社員それぞれの合意の上で執り行われ、同じ職場で働ける上限は3年までを原則としています。

給与形態

派遣社員と正社員とでは給与形態の違いも生じます。通常の派遣社員は時給制か日給制で、正社員は月給制もしくは年俸制での支払いが一般的です。

また、正社員はボーナスの支給や各種手当の支給も完備されています。

業務内容や労働時間を自分から選んで働くのが派遣社員の雇用形態となるため、ライフスタイル優先な考えの人は、派遣社員としての働き方を好む傾向があります。

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派遣社員のメリット

派遣先となる企業にとって派遣社員は、即戦力になるスキルを持った人材であり、必要に応じながら確保したり調整できることが有効的手段となります。

そのため、正社員の勤務形態とは違い人手不足を補いたい時に活用され続けています。ここでは、派遣社員として働く側のメリットについて紹介しましょう。

自分のスタイルで働くことができる

派遣社員であることのメリットの一つは、自分らしい働き方のスタイルが確立できる点です。働き方が多様化する時代にマッチする、新しい生き方にも該当します。

勤務地・勤務時間・期間といった条件と自分の都合や好みがマッチすれば、ライフスタイルに合わせて働けるのがメリットです。

キャリアやスキルを活かしやすい

派遣社員にとって、キャリアやスキルをダイレクトに生かせることがメリットです。

業務内容を詳しく知った上でセレクトができるので、自分の得意な分野やスキルをそのまま活かせる仕事に就きやすいでしょう。

もし正社員の場合では、企業側からの辞令で、まったく慣れていない業務や仕事を強いられる可能性があり、心身的な影響も考えられます。

さまざまな職場で経験を積める

正社員とは違い、派遣社員で働くことのメリットは、職場が変化していく中で経験値が高まる点です。有期雇用という雇用形態の性質から、期間を区切りながら職場が変わる可能性があります。

その繰り返しによってさまざまな職場を体験できて、キャリアアップに通じることが考えられるからです。また、キャリアやスキル上での相談などは、派遣会社に申し出ればサポートが受けられます。

派遣社員のデメリット

派遣社員は正社員とは違い、雇用形態に自由度があり、一見するとメリットが多いように感じられます。

しかし、派遣社員ならではのデメリットもあることを忘れてはなりません。ここでは、派遣社員に起こり得るデメリットについて紹介します。

雇用が不安定

派遣社員のデメリットとして最も顕著なのが、雇用が安定していない点です。派遣社員の労働形態は、契約期間が定められていて、それ以降について更新か契約終了となるかの分かれ目がはっきりされます。

運よく同じ企業の職場で契約更新できればよいのですが、次の新しい職場に変えられることもあるか、そのまま打ち切りになることも想定されるのです。

この点は、派遣会社と企業との契約関係によって影響が出てしまうかもしれません。

収入が不安定

上述の契約更新できるか否かとも関連性があるのは、派遣社員は正社員とは違い収入面で不安定というデメリットです。多くの場合、ボーナスの支給はなく退職金もありません。

交通費を自己負担しなくてはならないケースもあります。

それに給与体系が時給もしくは日給なので、もし祝祭日などで職場が休日になってしまうと、その日数分の月給が減ってしまうデメリットが生じやすいのです。

責任の大きな仕事を担当できない

メリットでもありデメリットにもなるのが、仕事の責任がない点です。基本的に派遣社員の場合は、派遣先企業からの指揮命令に則って業務をします。

そのため、プロジェクトそのものへの立案や責任などは任せてもらえません。気楽にできると考えればメリットでしょう。

ただし、不満があったとしても権限がないため、指示通りに業務をこなすしかありません。

正社員のメリット

派遣社員のメリットと同じように、正社員であることがメリットとして感じられる人も多く存在します。ここでは、正社員であることのメリットは何かを紹介していきましょう。

雇用の安定

なによりも正社員は派遣社員とは違い、雇用の安定さがメリットとなるでしょう。原則として雇用期間は定められていません。その企業に属した以上は定年まで働ける雇用契約になっています。

よほどのことがない限り解雇ができないルールに基づいています。ただし、これはあくまでも建前で、企業が存続していればの話です。絶対的に永遠の雇用が約束されたわけではありません。

ボーナスや退職金がある

派遣社員にはなくて正社員が受けられる恩恵の違いとして、ボーナスや退職金の支給があげられます。

まずほとんどの正常な企業なら、正社員へのボーナス支給は年2回(多いところでは4回)が就業規則として定められています。

しかし、派遣社員にはそもそもボーナス支給のことは触れられていないのが現状です。よほど好条件な派遣会社なら特別にボーナス制度もあり得るかもしれませんが、あまり期待しないほうがよいでしょう。

福利厚生の充実

ボーナスや退職金と同様に、正社員は福利厚生が充実しているのがメリットです。

最近では、パートやアルバイトでも福利厚生を整え始めているところも増えていますが、まだまだその点は正社員には敵いません。

有給休暇制度や厚生年金などの配慮があり、所得税なども源泉徴収してもらえるため、基本的には確定申告などで自ら申請する手間が省けます。

収入の安定と昇給・昇格の機会

ボーナスや退職金と並んで、正社員として長く勤務することで昇給する機会が設けられている場合もあります。

昇格することで役職に就け、後々には経営者や役員にまで出世することができるかもしれません。もちろんこれはタイミングや当人の実力次第になっていきます。

正社員のデメリット

ボーナスの支給や福利厚生が充実するなどの待遇面でメリットがある正社員でも、中にはデメリットとして捉えてしまう人もいます。

ここでは、正社員になった場合に考えられるデメリットを紹介します。

異動や転勤の可能性

正社員として雇用されると、会社側の都合によって職場の転勤を余儀なくされてしまうデメリットがあります。派遣社員として働いている間なら、自らが希望する業務や勤務地の選択ができます。

しかし、正社員になった際は、自分の希望ではなく会社からの辞令による異動や転勤を強いられることが普通です。

責任の多い仕事を任される

仕事に対する責任の重さは派遣社員以上であることがデメリットです。派遣社員のままであれば、企業側から頼まれた仕事だけをこなしていけば問題がなく契機満了になります。

しかし、正社員になると、その企業に雇用されている限り責任は続いていくでしょう。状況によっては、自分の部下が犯したミスについても上司として責任を負うことも考えられます。

自分の希望の仕事ができるとは限らない

正社員になると、仕事を好みで選べない不自由さがデメリットとして考えられます。派遣社員での仕事なら、契約の範疇を越えている仕事をする必要はありません。

しかし、正社員の場合はそうもいかず、関連性のある幅広い業務をこなさなくてはならないので、負担がかかってきます。

派遣社員から正社員になる方法

現在のところ派遣社員として働いている人の中には、将来的に正社員に登用されて働きたいと考えている人もいます。

そのような正社員登用を希望する人は、どのような方法で正社員登用を成功させればよいのでしょうか。ここでは、派遣社員が正社員へ登用されるための方法についていくつか紹介します。

自分で求人広告を見て募集する

一番オーソドックスに正社員を目指す方法として、求人案内や広告を探して転職活動をするとよいでしょう。

現行の派遣先で正社員に登用されるよりも、転職活動へと切り替えるほうが確率が高いからです。転職活動のスタート時期は、個人差があるので正解はありません。

ただし、できるだけ余裕を持ちながら転職活動に専念できる時期を見計らうのが大切です。面接の日時を決める自由度を取るか、普段の収入とのバランスも考えて、転職活動の時間を確保するようにしましょう。

紹介予定派遣で働く

紹介予定派遣として働くのも方法の一つです。まずは派遣社員として一定期間働き、その後に企業にて直接雇用するための審査をする制度があります。

正社員登用される以前から実際に派遣社員として働くため、雇用のミスマッチを軽減するメリットがあります。双方で納得すれば、お互いのためにもなりおすすめです。

ただし、紹介予定派遣での派遣期間は決まっていて最長6ヶ月とされています。それまでに雇用の機会を逃してしまったら意味がなくなるでしょう。

また、直接雇用される確率は高いのですが、パートやアルバイトといった正社員雇用に至らない場合もあり得ます。

派遣先に就職して正社員登用される

派遣された先の企業にて正社員として登用される方法も考えられます。しかし、これは確率として低いものとあらかじめ考えておくほうが無難でしょう。

理由は、企業側の考えとして、派遣社員を受け入れるほうが正社員よりもコストが低く済むからです。

よほどの事情があれば、そのような誘いもないとは言い切れませんが、原則として、派遣社員として割り切って働いてもらう企業のほうが圧倒的に多い現状です。

派遣社員から正社員に登用されたケースがあるか調べてみてもよいでしょう。前例があれば、正社員になれるチャンスが巡ってくることも考えられます。

派遣登録会社に就職して正社員登用される

派遣先企業にではなく、派遣元の会社へ正社員雇用してもらうケースも考えられます。

派遣社員として働いた経験と業界経験が認められ、派遣社員の悩みなどを理解できるスタッフとして活躍できるかもしれません。自分にとって適性が合えば有効的な方法になるでしょう。

ポイントは、派遣元の会社に信頼されるような勤務態度を派遣社員時代から築き上げていくことと、コミュニケーションを大切にしながら過ごすことです。

派遣社員から正社員になるコツ

派遣社員から正社員になるのは簡単なものではありません。派遣社員としての経験やコネクションが必ずしも役立つとは限らないからです。

しかし、正社員になる確率を上げるためのコツはあります。自分の価値を高めて社員に登用されるためのコツについて紹介しましょう。

自分のスキルや得意とすることを活かす

派遣社員から正社員へとキャリアアップするためには、自分ができる仕事や得意分野などの強みを見つけることが大切です。

その強みを活かすことで、企業にどのような期待を持たせることができるでしょうか。成果を出せそうな自分のポテンシャルについて、具体的に話せるようにしておきましょう。

まずは、派遣先での仕事に取り組みスキルを積み上げ、自信をつけていく気持ちが重要です。

企業に求められる熱意や意欲を持つ

派遣先の企業にて働く意欲や熱意について日ごろから考えていきましょう。どうしても派遣社員の場合は、責任がないこともあり無難に業務をこなして終わってしまいがちです。

もし正社員を目指すのであれば、志望する企業に自分が就職したい理由が必要となるでしょう。

単に経験やスキルを磨くための通過点として働いていると、志望度が低く将来性に欠けていると見なされます。一つの仕事をこなす意味を考えて、心から全力で取り組む姿勢を忘れてはなりません。

社員との円滑なコミュニケーションをとる

なるべく派遣先の社員との連携をとるようにしましょう。コミュニケーションは業務向上に欠かせない心得です。他者との関わりを絶ってしまうと職場の雰囲気が悪化しかねません。

正社員になると、飲み会や休憩中での交流も必ず機会があるものです。コミュニケーションが苦手な人にはストレスとなってしまう恐れがあります。

最小限抑える意味でも、派遣社員の時から、少しずつ職場での交流を始めて慣れていく努力が必要です。

派遣社員から正社員になるために自分のスキルや経験をアピールしよう

派遣社員にはメリット・デメリットの双方が生じますが、これは正社員・契約社員へ登用された場合も同じで、置かれた状況の中でメリット・デメリットの双方が起こり得ることでしょう。

派遣社員のままでは、ボーナス支給もなく福利厚生も不備で将来が不安という人も多いはずです。

しかし、自由度が高く経験を積める派遣社員の立場を捨てて、正社員への道を選ぶことのデメリットも考慮しなくてはなりません。いずれにしても言えるのは、自分がどうありたいのかということです。

生き方を決めるのは自分自身しかいません。まずは、どう転んでもよいように、自分のスキルアップを目指していきましょう。

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