未経験で広報への転職を成功させるには?取るべき資格・必要なスキルまでご紹介!

2023.01.13

転職ノウハウ

未経験で広報への転職を成功させるには?取るべき資格・必要なスキルまでご紹介!

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花形の職業とも言われている「広報」。

広報への転職を成功させるには、情報収集力やコミュニケーション力など、幅広い分野のスキルが必要です。

人気があるため求人倍率は高く、面接に通ることは難しいですが、未経験OKやポテンシャル採用などの求人も視野に入れることで、採用の確率は大きく上がります。

本記事では、広報の仕事内容や転職へ成功させる方法や取るべき資格、必要なスキルに焦点を絞り、徹底解説していきます。

広報の仕事内容とは?

企業にとって重要な役割を担う広報には「社内広報」「社外広報」「IR広報」の3つがあります。

社内広報・社外広報は、会社の内部や社外へ、企業の良い点や出来事をPRする仕事です。

一方でIR広報は、株主や投資家向けに、企業情報をありのままに提供する役割を果たします。

3つの業務形態の詳細について、以下より説明します。

社外広報

社外広報では、マスコミなどを通じて自社商品についてや会社の経営理念を宣伝します。

具体的な活動内容には、以下のような項目があげられます。

  • 自社ホームページによる情報発信
  • プレスリリースの配信
  • 記者会見の実施
  • オウンドメディアやSNSの運用・製作

これらは商品の購買だけでなく、サービス利用開始のきっかけにつながる重要な役割を果たします。

社内広報

社内広報は、会社に在籍している人と人をつなぐ仕事です。

社内広報の活動内容には、以下のような項目があげられます。

  • 社内報の作成
  • ブログの企画や運営
  • イントラネット(社内掲示板)の更新
  • 社内向けイベントの企画
  • 「広報勉強会」の開催

社内報をはじめ、イントラネットの更新など、様々な業務を行います。

イントラネットとは、社内専用に作成されたオンラインネットワークのことで、社員同士での情報交換やスケジュール共有が可能になります。

広報のことについて、社内のより多くの人に内容を知ってもらう勉強会を開催している会社も中にはあります。

企業が成長していくにつれ、本部と従業員との間で共有できないことや確執が生まれ、お互いの業務をうまく回せなくなってくることもあります。

広報では、こういった現状を変えられる可能性を持っているだけでなく、様々な役職間でのコミュニケーションをさらに活発にしていける可能性まで秘めています。

IR広報

IR広報は、社外広報や社内広報といったPR活動とは異なり、経営状況など企業における素の情報を株主・投資家向けに提供する仕事です。

発信の手段としては、四半期報告書やアニュアルレポートなどの財務情報が挙げられます。

近年では戦略的IR広報業務と位置付け、市場関係者と実際に対話を行い、企業の状態について直接話し合う場が設けられることもあります。

PR活動がベースの社外広報や社内広報とは業務内容が異なるため、同じ括りで応募しないように気をつけましょう。

転職するならソーシング・ブラザーズ

スタートアップ企業に転職を希望している方々に関する主な課題は、

・自分に合ったスタートアップ企業が見つからない
・転職したいがスタートアップ企業に関する情報が足りない
・スタートアップ企業の見極め方がわからない

の3点です。

転職における課題

近年4人に1人は1回転職しているといわれ、転職に対しての意識の変化が起きております。そんな中スタートアップ企業に転職を成功させたいがスタートアップに関する情報が足りずに不安で一歩踏み出せないでいる方が多います。

また、大手転職サイトに登録しても自力で希望に見合う求人が見つからなくて悩んでいる方も多くいます。

上記の課題を解決してくれるのがスタートアップ・ベンチャー企業特化の転職エージェント「ソーシング・ブラザーズ」です。

ソーシング・ブラザーズ」はスタートアップ専門の人材紹介や情報メディアの掲載を行っており、スタートアップ企業・ベンチャー企業に特化した価値流通プラットフォームです。

スタートアップ転職に興味のある方はぜひこちらからご確認ください。

未経験で広報へ転職するときのポイント

ここからは、未経験で広報へ転職するときのポイントを解説します。

未経験者OKの求人に応募

「広報」は数ある会社の部署の中でも人気があり、求人が出されるときも応募が殺到する傾向があるため、転職のハードルは高いです。

未経験者OKの求人であれば、倍率も下がりあなたの強みやスキルをより積極的に見てもらえるようになります。

今後のポテンシャルやコミュニケーション能力を全面に打ち出して面接に望むことも、転職において良い結果に繋がるかもしれません。

転職エージェントに相談

思い切って、転職エージェントに相談してみるのも一つの手です。

自力では調査しきれない企業の情報や、面接に受かるためのノウハウを親身になって教えてくれますよ。

自分のスキルと適切にマッチする企業に転職するには、調査やアドバイスに長けたプロフェッショナルの転職エージェントを選ぶと良いでしょう。

人事・マーケターなど現職との兼務から始める

人材育成や採用などで多くの人と関わる人事では、広報も合わせて兼任することで、転職をスムーズに進められる傾向があります。

コミュニケーション能力を重視する点で、人事と広報は相性が良く、転職後も双方を両立していく選択肢が出てくるかもしれません。

また市場の流れや顧客の考えを率先して分析する、マーケターとの相性も良いですよ。

こちらも合わせて兼任することで、購買へつなげるためのノウハウを効率よく習得することができるでしょう。

広報への転職に向いている人の特徴とは?

ここからは、広報への転職に向いている人の特徴について解説します。

問題解決能力が高い

広報で取り扱う業務内容を、改めて見てみましょう。

  • 業績アップのためのPR活動
  • 資金調達
  • 優良人材の獲得に向けた自社の宣伝
  • 経営陣との関係構築

いずれも現状を解決するために必要とされる業務ばかりで、広報への転職には、高い問題解決能力が求められます。

コミュニケーション能力が高い

広報は社内の人と人とをつなぐ重要な役職のため、高いコミュニケーション能力も必要です。

ほとんどの企業では、経営陣との連携関係を構築することで、高いリーダーシップを発揮しています。

社外の宣伝活動においても、担当者との打ち合わせやイベントの企画などで、さまざまな人との付き合いを重ねていきます。

情報取集能力が高い

社内にあるもので、どのようにすれば改善に活かせるのか。

一方で社内でトラブルは発生していないか。

社外ではどのようなことが起きているのか。

身の回りに溢れている情報を効率よく整理し、発信することで、組織の運営を円滑にしていくことも広報の役割の一つです。

さまざまな情報に強い興味や関心を持ち、積極的に収集できる能力も、広報への転職に役立ちます。

広報への転職に有利な資格・スキル

ここからは、広報への転職で役に立つ資格やスキルについて解説します。

情報収集力

情報収集力は、広報での仕事において最もベースとなるスキルです。

身の回りで起きている様々な出来事にアンテナを張りましょう。

文章力

得られた情報を社内やお客様へどのように伝えれば自社商品や企画のよさをわかってもらえるのか。

これらはブランディングを行う媒体の文章力にかかっています。

自社の魅力を分かりやすく伝える文章でなければ閲覧する人が離れていってしまいますし、リピーターを増やすことはできません。

安定した売り上げを達成するために重要なスキルとなりますので、エントリーシートや面接などの限られた場でも、十分に能力を伝えて転職を成功させましょう。

コミュニケーション能力

まとめた情報を効率よく発信していくために必要な能力です。

さまざまな人との交流を通じて人脈を広げていくことで、より多くの人に自社の情報を発信できるようになります。

社内や取引先の事情に精通していれば、新しい企画のネタや改善した方が良い点まで、スラスラと頭に浮かんできますよ。

臨機応変な対応力

会社へ寄せられたクレームやトラブルなどの対応も、広報の業務内容の一部です。

対象のお客様へ「何が問題だったのか」「これからどのように改善していくか」を簡潔に伝える能力も必要となります。

社内で起きているトラブルの改善についても、広報が携わるケースが多いため、臨機応変に動ける人の方が好まれます。

企画力

社外でのブランディングや、社内でのコミュニケーション活性化のために必要なスキルです。

企画力とは現状を変えていくためのスキルのことで、それらを実現するには、どのように行動すればいいのか分析するところまで含まれています。

企画スキルの活用は、社外への情報発信やブランディングで役に立ちます。

企業イメージが上がるだけでなく、企画を通じて社外からも新たな情報を取り入れることができるため、新たなイノベーションに繋げられることもあります。

マルチタスク能力

さまざまな人との打ち合わせや応対を重ねる広報では、複数の業務もこなせる能力が必要です。

特に人と関わる事の多い人事や営業職からの転職では、マルチタスクの能力がコミュニケーション能力と合わせて有利に働く可能性があります。

もしマルチタスクを頻繁に行う業務経験があり面接を行う企業の業務にも活かせると感じたら、面接で積極的に伝えるようにしましょう。

その様な業務が未経験の場合においても、スキルを上げるために心掛けることは何かを事前に把握できると、なお良いでしょう。

英語力

外資系や貿易関係など、国際色のある企業においては、英語力が必要となる場合もあります。

習得した英語を生かして、高年収へと繋げることも可能です。

特にIR広報において、海外にクライアントが多数ある企業の場合は、IR情報を英語化して発信している場合もあります。

「海外IR」という言葉もあるほどで、海外で有名な株主や投資家への情報提供を行いたい場合には、非常に役に立つスキルになります。

この場合、ネイティブの外国人人材と対等になることがあるので、第一候補で検討している場合は、高い英語力があることを証明できるようにしておきましょう。

PRプランナー検定試験

PRプランナー検定試験は、公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会が主催している資格認定制度です。

三次試験の受験資格は3年以上の広報PR実務経験者であり、広報での実務経験がある方におすすめできる試験となります。

それぞれにかかる料金は、以下の通りです。

項目料金税込
一次試験一般:11,000円
学生:6,600円
二次試験一般:17,600円
学生:11,000円
認定料一般:11,000円
(PRSJ認定PRプランナー)

※ 学生は、PRSJ認定准PRプランナー(税込6,600円)とPRSJ認定PRプランナー補(税込4,400円)への登録が可能です。

広報への転職を成功させるために知っておくべきことは?

ここからは、広報への転職を成功させるために知っておくべきことを解説します。

転職先の広報体制

転職先の広報体制を事前に把握しておくことは非常に重要です。

社内広報と社外広報は、どちらも情報のPRに力を入れた部署となります。

社内広報では、社内でのコミュニケーション促進のため、社内で起きていることや良いニュースなどを積極的に共有します。

一方で社外広報では、自社商品や企業理念についてを、マスコミなども通じて世間へ発信します。

広報への転職で特に注意が必要なのが「IR広報」です。

IR広報は一般的なPR活動とは異なり、企業の営業成績などの情報を一般向けではなく、株主や投資家などの層に向けて提供する仕事となります。

PR広報とは異なる業務となりますので、IR広報も同じ括りで応募しないように気をつけましょう。

転職先での役割や直近の業務内容

数ある業務内容の中で、自分が担当する業務は何か分かるのであれば、把握しておきましょう。

直近の業務内容と照らし合わせて、転職してもスムーズに続けていくことができそうか判断しましょう。

広報での評価方法

企業をリードしている役職の間では、広報が経営そのものであると評価されることもあります。

多くの企業では独自の評価基準が設けられており、それらをきちんと達成できているか、定期的に確認しながら業務が進められます。

効果測定の方法が煩雑過ぎないか、あるいはきちんと機能しているかも、判断基準の一つとなります。

上司などのパーソナリティ

同一の部署だけでなく、様々な取引先との付き合いがあることから、業務内容の管理を行う、上司などのパーソナリティは重要です。

周りと程よい距離感で進めていけるか、事前に確認できると不安も少ないでしょう。

他社からみた転職先のイメージ

広報は企業の顔であり、ブランドイメージが重要となる役職のため、他者から見た転職先のイメージが良いものでなくてはいけません。

連携しているグループ企業も選択肢に入れると、転職に成功する確率はさらに上がるでしょう。

広報への転職を成功させるには上手に自己アピール!

広報はエンジニアやコンサルタントと並んで花形の職業とされているため、倍率は高い傾向にあります。

ですが、未経験OKの求人やポテンシャル採用を視野に入れることで、広報として活躍できる確率は大きく上がります。

表現力やコミュニケーション力などの様々なスキルが必要とされますが、面接で上手に自己アピールを行うことで、あなたの良さを理解してもらえますよ。

まとめ

こういったお悩みをお持ちではありませんか?

・スタートアップ企業の見極め方がわからない
・希望に見合うスタートアップ企業が見つからない
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転職に対する壁が低くなりつつある近年でスタートアップ企業に転職したい方も少なくありません。

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