公認会計士の転職を成功させるには?メリットやおすすめの転職サイトもご紹介!

2023.01.09

転職ノウハウ

公認会計士の転職を成功させるには?メリットやおすすめの転職サイトもご紹介!

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公認会計士は、安定した職種で人気がありますが、キャリアアップがしたい方やワークライフ・バランスを充実させたいために転職したいと考える人もいると思います。

そこで本記事では、転職のメリット、成功のために必要なことからおすすめの転職サイトまでわかりやすく紹介します。

公認会計士の転職事情とは?

まず、公認会計士がなぜ転職をしたいと考えるのかについてみていきましょう。

公認会計士は、一般的には大学で資格試験に合格し、新卒で監査法人に入社します。

そして、その後現場で経験を積んだ後インチャージ(現場監督)になります。

公認会計士は、インチャージで管理職としての経験も積むことができるので、一見いい仕事に見えます。

では、なぜ転職をしたいと思うのかの理由を以下にまとめたのでご覧ください。

  • このまま監査をし続ける事に対する不満
  • スキルの幅を広げたい
  • ポジションアップがしたい
  • ワークライフ・バランスを充実させたい

など、様々な理由があります。

公認会計士は、業務に慣れてくるとルーティンワーク化してしまうので飽きてくる人が多く転職をしたいと考える人や公認会計士の上層部は、どの法人も管理職が埋まってしまっているのも珍しくなく、自分のこの先の昇進が見込めないために転職を考える人も多いようです。

公認会計士が転職するメリットは?

では、先程公認会計士が転職を考える理由について説明しましたが、実際に他の職種に転職をすると得られるメリットについてみていきましょう。

ワークライフ・バランスを充実させられる

まず、メリットの一つ目として”ワークライフ・バランスの充実”が挙げられます。

監査法人では、基本的にクライアントワークになります。

クライアントワークでは、納期というものが存在するため、期限が近くなってくるとスケジュールを圧迫されてしまいます。

もし、事業会社に転職をすると事業会社では基本的に自社のタスクをこなせば良いため、スケジュールの調整がしやすいです。

そのため、他の一般会社に転職するとワーク・ライフバランスを充実させるメリットが得られるのです。

福利厚生が充実

二つ目のメリットは、福利厚生が充実している事です。

一般の会社の場合、従業員に安心して働いてもらうために福利厚生が充実しています。

福利厚生の例として、家賃補助、扶養補助、医療費補助などが挙げられます。

監査法人でも福利厚生はありますが、一般の会社ほどではないです。

退職金が多い

三つ目のメリットとして、退職金が多いことがあります。

退職金の計算方法は、一般の会社と監査法人ともに特に変わりはないのですが、一般会社の場合金属年数に応じて給付率というものが上昇しますが、監査法人の場合同じ職位のままでは退職金が積み上がらない仕組みが存在します。

そのため、一般の会社に転職すると退職金が多くなる可能性が高いです。

会社の成長に貢献できる

四つ目のメリットは、一般の会社に転職をするとその会社の成長に直接貢献できることです。

これは、監査法人である公認会計士が会社の成長に貢献できないというわけではないです。

ただし、貢献するにしても外部の立場からになります。

公認会計士は、「日本企業の成長に貢献したい」という方も少なくないです。

一般の会社であれば企業の内部から当事者として会社の成長に貢献できるのです。

管理職として転職できる

最後五つ目のメリットは、管理職として転職ができることです。

公認会計士では、現場監督を経験していると転職が有利になります。

他の一般の会社では、マネジメント能力を重要視している会社が多く現監督(インチャージ)を経験している=管理職の経験があるということでマネジメント能力の証明をすることができるため、転職に有利に働きます。

科目合格者の転職における評価

公認会計士には、科目合格制度が存在します

科目合格制度は、一部の科目で優秀な成績を収めると「一部科目免除資格通知書」が交付されます。

これは、願書を提出するときに免除申請をすることで「一部科目免除資格通知書」を取得した該当の科目を免除することができます。

そして、転職の時もし、科目合格のみであっても会社からは基礎的な会計の知識があると判断されることが多いため転職が成功する確率も上がります。

そのため、未経験でも会計や会社の戦略などに従い数字面で後方支援する仕事(ファイナンス系)のキャリアをスタートすることも可能です。

年齢別の転職成功率

次に公認会計士の方で転職を成功させた方達の転職成功率を年齢別に紹介していきます。

転職を成功させた人の割合は、30・40代が約8割と多くを占めています。

10・20代と若い年齢層では、転職に成功した人の割合が8%と少なくなっています。

このことから、ある程度経験を積んだ層の人たちが転職市場で求められていると言えるでしょう。

公認会計士の資格とは?

公認会計士は、日本の最高峰とも呼ばれる国家資格になります。

資格の取得には、一般的に2年から3年の学習が必要になると言われています。

受験生は、専門学校、大学、大学院、会計大学院で試験勉強をして臨みます。

しかし、公認会計士の試験に合格してもすぐに資格を取れるわけではありません。

試験に合格した後、2年間の実務経験と日本公認会計士協会が実施する実務補修を受け、修了考査に合格する必要があります。

そして、内閣総理大臣から承認を受け、公認会計士として登録することで公認会計士として公的に認められるようになるのです。

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公認会計士のおすすめ転職先

次は、公認会計士の方のおすすめの転職先について見ていきましょう。

経理

公認会計士の転職先として経理があります。

経理は、求人数が多く、未経験でも会社に入りやすいことから、一番人気があります。

会計知識を活かせる、そして経理としての幅広い知識を身につけることもできます。

内部監査

公認会計士の転職先として内部監査があります。

上場企業では、内部監査室が社内にあり、重要な人材として監査経験のある公認会計士を採用する事があります。

求人数はかなり少ないですが、最近は内部監査を重要視する企業が増えており、ニーズがあります。

経営企画

公認会計士の転職先として経営企画があります。

経営企画は、経営戦略の立案・実行を行う部署です。

財務分析能力・M&Aに関する知識、予算組に関する知識のある公認会計士は、経営企画に採用される可能性があります。

そのほかにも幅広い知識を求められますが、さまざまなキャリアにつながる可能性があるため、おすすめです。

ベンチャー企業のCFO

公認会計士の転職先としてベンチャー企業のCFOが挙げられます。

CFOは、公認会計士の専門性を発揮しつつ経営にも参画できます。

ストックオプションで高収入に期待できたり、IPOの経験ができます。

IPOの経験は、中々できるものではないのでその後のキャリアに大きく影響してきます。

監査法人

公認会計士の転職先として同じ監査法人があります。

監査法人に転職する際、規模間の異なる法人を選択する人が多いようです。

特に中小企業では、年収は少し下がりますが、早めに管理職の経験ができることから転職する方が多いです。

大手では、分業制があり担当部署の業務しか経験できないのに対し、中小では幅広い経験を積むことができます。

国内系FAS

公認会計士の転職先として国内系FASがあります。

FASは、財務・会計に関する専門的な助言を実施するコンサルティングサービスを指します。

M&Aや事業再生などFASが取り扱う案件は増加しており、日本国内でも案件が増えており、それに伴いFASでは積極的に人材を採用する傾向があります。

監査法人の業務経験は、FASに活かしやすく評価されやすいので転職に成功する確率は高くなります。

戦略コンサル

公認会計士の転職先として戦略コンサルがあります。

戦略コンサルは、企業の経営陣に対し、事業計画のサポートや新規事業立案などをおこないます。

そのため、周りに優秀な方が多く仮に成功するとたくさんの刺激を受けることができます。

会計事務所

公認会計士の転職先として会計事務所があります。

会計事務所はクライアントとの距離が近いため、頼りにされるためやりがいを感じられます。

一人に任せられる範囲が広いため、短い期間でさまざまなスキルを学ぶことができます。

税理士法人

税理士法人では、法人税務のスキルが身につくため、スキルの幅が広がります。

ただ、公認会計士のスキルをあまり使う機会がないため、新しい環境にチャレンジしたい方にはおすすめの転職先です。

投資銀行

投資銀行では、M&A関するコンサルティングサービスを行います。

規模感の大きいクライアントとの取引が多いため、大きめの案件に参画することができるためやりがいを感じやすいです。

取引先のお金を扱うため、公認会計士としてのスキルを活かせるのと金融・コンサルの経験が積めるためその後のキャリアが豊富にあります。

PEファンド

最後におすすめな転職先としてPEファンドがあります。

PEファンドは、成長力を活かせてない企業に投資を行い、企業価値を高めた後IPOや他社へ売却をして、利益を得るファンドのことです。

企業の買収・売却をするため、公認会計士が多く求められています。

PEファンドの経験がある公認会計士はかなり貴重であるため、市場価値を高めることができます。

公認会計士向けおすすめ転職サイト・転職エージェント

次に、公認会計士の方におすすめな転職サイト・エージェントを紹介していきます。

それぞれの転職サイト・エージェントを利用する特徴・メリットについてわかりやすく解説をしていきます。

ハイスタ会計士

公認会計士が利用するおすすめの転職エージェントの一つにハイスタ会計士があります。

ハイスタ会計士は、アドバイザーが求職者と1対1で支援をするためミスマッチが起こりにくいというメリットがあります。

そして、アドバイザー自身が公認会計士の転職事情に詳しいため、適切なアドバイスを行うことができ、添削後の書類の書類通過率は90%を超えているようです。

ヒアリングを通して、求職者のスキルと経験を活かせる最適な転職先を紹介をしてくれるため納得がいきやすいです。

BEET-AGENT

このBEET-AGENTの最大の特徴は、管理部門とバックオフィスのみの求人を扱っていることです。

上場企業の経理財務ポジションやIPOのCFO候補などハイクラスに特化しているため、管理職の経験が積みたい方におすすめの転職エージェントです。

マイナビ会計士

マイナビ会計士の特徴は、アドバイザーが採用先との関係を築いており、社風であったり相手の求めてる人材などを把握しています。

そのため、的確なアドバイスを受けることができます。

そして、マイナビ会計士はコンサルティング会社の求人も保有しているため、コンサルティングに興味がある方にもおすすめの転職エージェントです。

REXアドバイザーズ

REXアドバイザーズはアドバイザーの会計士の知識が豊富なため、的確なアドバイスをしてもらえます。

税理士の求人も多く扱っており、税理士を目指している方にはおすすめの転職エージェントです。

ジャスネットキャリア

この転職エージェントの一番の特徴は求人の99%が非公開求人であることです。

そのため、他では見つけることができない企業に出会える可能性があります。

その上、会計や経理の求人数もトップクラスであるため、希望の求人に出会えます。

Ms Agent(ms-japan)

MS Agentは、アドバイザーの専門性が非常に高くおすすめの求人を紹介してくれます。

管理部門の求人も多くあり、求人の質も良いことから希望の求人に出会える可能性が高い転職エージェントになります。

パソナキャリア(管理部門)

株式会社パソナには「キャリア支援サービス」があり、豊富な転職業界の知識を持つアドバイザーが多数在籍しています。

業界別にアドバイザーが在籍しているため、自分の希望する業界に強いアドバイスを受けることが可能です。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、人材業界最大大手の「リクルート」が運営する転職エージェントになります。

転職成功実績が多数あり、信頼できるエージェントです。

職務経歴書や履歴書も「職務経歴書エディター」を使用して簡単に作成することができ、作成した書類をアドバイザーに見てもらうこともできます。

doda

おすすめの転職サイト・エージェントとしてdodaがあります。

dodaは、転職サイトと転職エージェント両方を兼ね備えているため、求人検索から選考対策、年収交渉まで、幅広くサポートしてくれます。

そして、dodaは転職ノウハウを数多く保有しており、それらを踏まえたサポートが充実しているため転職成功率も高いと言えます。

そのため、おすすめの転職サイトと言えるでしょう。

ビズリーチ

最後に紹介するのはビズリーチという転職サイトになります。

ビズリーチは、先ほどまで紹介したものと違いエージェントがつくのではなくエージェントや企業が職務経歴を閲覧し、直接スカウトを行なっています

この転職サイトでは、主にハイクラス向けのイメージが強いため、管理職などを目指している方にとってはおすすめの転職サイトと言えるでしょう。

公認会計士が転職エージェントを利用するメリット

公認会計士の方が転職するには、転職サイトではなく転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職エージェントでは、転職サイトにはない「非公開求人」を紹介してもらえるのが最大の強みになります。

そのため、応募の幅が広がったり、転職サイトでは応募できない企業に出会えることがあるため魅力的です。

転職エージェントを利用することで、得られるメリットについて紹介していきます。

会計士ならではのキャリア相談ができる

転職エージェントを利用するメリットとして会計士ならではのキャリア相談ができることがあります。

転職エージェントは、先ほど紹介したおすすめの転職エージェントでも紹介したように業界の知識に特化している方が多いです。

そのため、その保有している知識を元に的確なアドバイスや会計士としてのキャリアについて相談することができます。

監査法人・会計事務所・企業の内情の把握が可能

監査法人や会計事務所は、企業と比べると情報の公開が少ないため事務所の内情を知ることが難しいです。

しかし、転職エージェントは実際の企業に足を運びやりとりすることで内情を把握しています。

そのため、自分に合うかどうかをしっかりと確認することができます。

経理・財務の転職における内定率

転職エージェントでは、非公開の求人を紹介してもらえる可能性があります。

そのため、普通は出会えない会社の情報を得ることもできます。

転職エージェントを利用して効率的に応募する方が、お互いのミスマッチも解消でき、転職の成功に繋がりやすいでしょう。

転職先の事務所や企業との交渉で年収がUP

転職エージェントは、求職者の給与はこのくらいほしいやこのポジションにつきたいなどの要望を企業と交渉してくれます。

できるだけ希望にマッチするように話を進めてもらえるため大きなメリットと言えます。

公認会計士が転職成功させるには転職エージェントを有効活用!

公認会計士の方が転職を成功させるには転職エージェントの有効活用をするようにしましょう。

転職エージェントでは未公開の求人を紹介してくれる、求職者の要望にあった交渉を企業と行なってくれる、業界の専門知識に長けているため、的確なアドバイスがもらえるなどメリットがたくさん存在します。

そのため、企業とのミスマッチも転職サイトに比べると起こりにくいと言えます。

現在公認会計士から転職を考えている方は、ぜひ転職エージェントの活用をおすすめします。

まとめ

こういったお悩みをお持ちではありませんか?

・スタートアップ企業の見極め方がわからない
・希望に見合うスタートアップ企業が見つからない
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