コンサルタントの仕事内容とは?業界別の特徴や必要な能力について解説!

2022.09.30

転職ノウハウ

#企業別転職情報

コンサルタントの仕事内容とは?業界別の特徴や必要な能力について解説!

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転職を考えている方の中には、コンサルタントファームに興味を持っている方もいるでしょう。
しかし、「具体的にどのような仕事をしているのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、コンサルタントの仕事内容と業界別の特徴と必要な能力に関して解説します。

コンサルタントとはどんな職業?

コンサルタントという言葉を耳にすることはあると思いますが、そもそもコンサルタントとはどのような職業なのでしょう?詳しく見ていきましょう。

コンサルタントとは

コンサルタントとは、具体的な製品やサービスを販売するのではなく、コンサルティングそのものを商品として対価をいただく職業です。

要するに相談を受けたクライアントの課題を発見して、その解決策を提案し、実行を支援することがコンサルタントのサービスであり価値なのです。

コンサルタントはもともとはアメリカが発祥で、日本では、外資系ファームが進出してきたことがきっかけで普及しました。

コンサルタントと一言でいっても、戦略、IT、財務、人事などさまざまな専門分野に特化したコンサルタントファームが多く挙げられます。

コンサルタントは一部を除き特別な資格などは不要なので、今後も増えていくでしょう。

コンサルタントの特徴

コンサルタントにはさまざまな種類がありますが、いずれのコンサルタントファームであっても、さまざまなクライアントが抱える悩みに対して、解決への道筋を示し、問題の解決や利益増につながるようにサポートすることが業務となります。

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コンサルタントの種類とそれぞれの仕事内容

コンサルタントは、提供するコンサルティングに応じて何種類かに分けることができます。

ここでは、大きく7つに分け、それぞれの仕事内容を見ていきましょう。

戦略系コンサルティングの仕事内

戦略系コンサルティングの仕事内容は、主に企業の経営陣が抱える事業戦略や企業の経営全体の課題について、専門的にコンサルティングを提供することです。

経営理念やビジョンなどのビジネスの上流をサポートすることもあれば、具体的な経営戦略や各部門の細かな業務戦略の策定から実行までを支援することもあります。

また、戦略系コンサルタントは会社全体の戦略の提案だけで終わることは実は少ないのです。

実際は、業種別にチームを組み、それぞれのチームが協力しあいながら、会社全体の問題解決を果たします。

総合系コンサルティングの仕事内容

総合系コンサルティングは、会社全体の経営戦略コンサルを始めとして、事業部ごとの業務コンサル、ITシステムの構築・導入などトータルでコンサルティングできるフルラインサービスを提供しています。

また、コンサルテーマも既出の戦略やITのほか、人事・ファイナンス・デジタルなど、業界に関しても、製造業・医療・金融・商社・小売などほぼ全ての業界をカバーしています。

このように企業のトップから一般社員までの各階層に対しての戦略策定から支援までをサポートしています。

ITコンサルティングの仕事内容

IT系コンサルティングは、ITを活用し顧客企業が抱える経営課題を解決していく仕事内容です。

最先端のIT技術なども用い、DX(デジタルトランスフォーメーション)やセキュリティ強化、企業のイノベーションなどをコンサルティングしています。

経営におけるシステムやITの重要性は今日では認識されていますが、いかに経営戦略とIT・情報化戦略を整合させていくのか、顧客に対しての提供価値を最大化させていくのか、という点は客観的でなお且つ専門的な視点を持つITコンサルタントが主導していくケースが多いのです。

人事コンサルティングの仕事内容

時代に合った働き方やワークスタイルを実現するのが人事コンサルティングの仕事です。

従来提供してきた人事戦略や人事制度はもちろん、最近ではHRTechなどの働き方・ワークスタイル変革のコンサルティングも仕事です。

長時間労働の是正や働き方改革の実現などのほか、業務プロセスや組織の構造の見直し、テクノロジー活用による業務の効率化、時間や場所に拘らないなど、時代に即したワークスタイルをサポートしています。

ビジネスコンサルティングの仕事内容

ビジネスコンサルティングは、企業からの依頼を受け、課題と向き合い、業務の効率化や業界の先頭を走るための戦略など、企業の問題を解決するための方法を助言したり実際の行動をサポートすることが業務になります。

具体的には、新規事業の立ち上げがスムーズに運ぶように支援したり、組織改革を行うために助言します。

そして、実際に取り組んだことの結果を見て、新たな戦略や解決策を顧客とともに考えながらゴールを目指します。

金融系コンサルティングの仕事内容

金融系コンサルティングは、金融関係に特化したコンサルティングファームです。

金融分野の中で、資金繰りや業務効率化・M&Aなどさまざまな業務を専門的な目線から改善の助言や情報収集を行っています。

業務の効率化などは、従業員の目線からでは発見できなかったり、外部環境の変化を取り入れられず業務が固定化されてしまいます。

この傾向は大企業になるほど顕著です。

固定化されてしまった業務に外部コンサルタントが客観的な目線でサポートすることは、より良い業務転換が期待できます。

シンクタンク系コンサルティングの仕事内容

シンクタンク系のコンサルティングは、経済調査やITコンサルタント、マネジメントコンサルタント、官公庁向けのリサーチなどを行います。

ほとんどの場合、バックに大手金融機関・証券会社や大手企業を持ち、それらの専門領域の知見を生かしたコンサルティングを提供します。

コンサルティングファームの具体的な仕事内容とは

コンサルティングファームで働くコンサルタントは、経験年数や期待度に応じていくつかの職位に分かれています。

ここでは、各コンサルティングファームの具体的な仕事内容を見ていきます。

プロジェクトごとに最適なチームが組まれる

コンサルティングファームの働き方の特徴としては、一般的な事業会社のように、所属部門がないということが一般的で、プロジェクトごとに最適なチームを組成するのです。

つまり、プロジェクトが変わるたびに、上司や部下が変わっていくことになるのです。

アナリスト

新卒や第二新卒の方が入社するとまずは、アナリストになることが一般的です。

具体的には、他社事例の調査やアンケートなどの分析、インタビューの実施などの業務を担当することが多いです。

基本的には、先輩コンサルタントから「〇〇について調査しておくように」のような指示を受け調査し報告するという形を繰り返します。

職位は低いものの、生の情報と向き合っているアナリストの意見は重要視されることも多く、ミーティングでは積極的に意見が求められます。

コンサルタント

コンサルタントは、プロジェクトで実務を担当する重要なポジションです。

マネージャーから一定の領域の業務遂行を指示され、取り組んでいきます。

アナリストとは異なり、一定の裁量を持ち、自身で進め方を考え、目的とするアウトプットを作成したり、課題の設定や仮設の構築、スケジュール、タスク管理をしながら業務を進めたり、クライアントの関係者を動かしていくことが求められます。

マネージャ

新卒入社から7〜8年すると、マネージャーに昇進します。マネージャーになるとプロジェクトのマネージャーとしての役割が求められます。

プロジェクトのスコープやワークプランの設計、各タスクの役割分担やクライアント側のリーダーとの強固なリレーションを構築することを求められます。

同時に、プロジェクトを進める上で、工数やコスト管理も重要です。

遅延が発生すると工数が増え人件費が膨らむことで、プロジェクトで得られる利益が削られていきます。当初見積もった工数で進められているかを常に管理することが必要です。

パートナー

コンサルティングファームの最上位のポジションがパートナーです。

パートナーには、新規のプロジェクトを獲得することが求められます。

また、世界を代表する企業の幹部の方々のディスカッションパートナーとして、彼らの経営課題に対して、一緒に方向性を議論し、解決策を見出す支援をすることが期待されます。

パートナーまで昇進する方は入社した人の1割程度と言われ厳しい道のりですが、他業界では体験できない仕事でもあり、挑戦する価値は十分です。

クライアント企業へ課題解決案の提示

ヒアリングや資料分析、市場調査などを行い顧客の課題を洗い出し、課題解決に向けての提案や詳細の企画書を作成します。

企画書には、目標やゴール・クライアントの課題・課題解決策・支援範囲・サポート体制・担当コンサルタント・期間・費用などが記載されます。

クライアント企業が内容に納得できない場合は、企画書の内容の修正依頼があったり、コンサルティングそのものがキャンセルになることもあります。

コンサルタントに必要な7つの能力とは

企業や法人から依頼を受けてアドバイスやサポート、改善などを行うコンサルタントですが、どのような能力が必要なのでしょうか。

ここからは、コンサルタントに必要な能力や資格について解説します。

コンサルタントファームへの就職・転職を目指す方は是非、参考にして下さい。

①プロフェッショナルマインド

クライアントの成功や、クライアントの求める成果に対して、常にアウトプットをすることを求められます

専門外の分野であっても、早急に知識のインプットを行い、納期が厳しいプロジェクトでも期日までに確実な成果をあげるなど常にプロフェッショナルであることを求められます。

②論理的思考力

コンサルタントはクライアントが抱えている課題を聞き取り、依頼者が発見できていない問題点や改善点を突き止めて解決策を提示するのが仕事です。

そのためプロジェクトを進めるために、必要になるのが論理的思考力です。

課題の特定をはじめ、情報収集、問題解決案の策定などすべての業務の基礎となるべきスキルです。
ゼロベースで仮説を積み上げる能力が必要です。

③コミュニケーション能力

コンサルタントの仕事は、クライアントやチームメンバーをはじめ、多くの人間とのコミュニケーションを取らねば成り立ちません

特に相手の話の要点を瞬時につかみ、円滑なコミュニケーションを取ったり、時にはクライアントが言語化できていない考えを汲み取って整理し、議論する場面もあります。

そのために、コミュニーケーションの高さはもっとも必要不可欠とされています。

④質問力

クライアントが抱えている課題の原因を発見するためには、相手の本音に触れる必要があります。

相手の本音やクライアント自身も気づいていない課題の本当の原因を探り出すために、ヒアリング力や質問力が必要です。

「質問力」はうまく使いこなせれば相手に気づきを与え、従来とは異なる相手の世界を広げることができるでしょう。

⑤洞察力

収集した情報は、そこから本質を見出して初めて価値を持ちます

情報の本質こそが、課題を解決する判断や行動を導出するための材料となるからです。
この本質を見いだす力が洞察力です。

コンサルタントで優れた人は、直感的に問題を見抜き、その問題を構造化できる人なのです。

⑥プレゼン力

コンサルタントにとって、プレゼン力は重要なスキルです。そして、Power Pointなどのスキルは必須です。

エフェクトを多用しすぎず、シンプルな構成でコンサルタントの論理的思考力を端的に伝えねばなりません。

集めた資料やデータ分析などの情報を整理して、明解かつ興味深く伝えるのが一流のコンサルタントのプレゼンといえます。

⑦タフネス精神

コンサルタントの仕事は激務です。

クライアントは自社で対応が難しくなった案件をコンサルティングファームに依頼することが多いので、難易度の高い案件がほとんどと言えます。

そのためコンサルタントの仕事は通常の仕事と比べて時間的にも精神的にも負担が大きくなる傾向にあります。

長時間勤務に耐えうる体力や極度のプレッシャーがかかる場面でも前向きに対応できる精神力が求められます。

コンサルティング業界を分析し転職に役立てよう

2020年以降、新型コロナウイルス感染症やSDGs、ESGなどの社会変革の影響でコンサルティング業界は劇的に変化しました。

選考を突破するためにはその業界を理解することが必要不可欠です。
そのためには業界分析をしっかり行い転職に役立てましょう

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