退職代行を使った体験談!リアルな意見や使われた会社の反応とは?

2023.02.12

転職ノウハウ

退職代行を使った体験談!リアルな意見や使われた会社の反応とは?

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退職代行で20代の社員が辞めていったという経験がある方は少なくありませんが、株式会社アレスの調査結果によると、退職代行を利用者1,000人のうち30代の方が178人、40代の方も110人いました。

この記事では、退職代行を利用して後悔した方の体験談や良かったと感じた方の体験談、賛否両論がある体験談を意見を含めて紹介します。また、安全性が高くおすすめの退職代行サービスを体験談を含めて紹介します。

さらに、違法性がありおすすめできない退職代行サービスの見極め方も体験談とあわせて解説します。

退職代行の仕事

退職代行の仕事は、依頼者の退職をサポートすることです。

「辞めたいけれど辞められない(または、辞めさせてもらえない)」依頼者に代わって、退職手続きをします。

弁護士資格をもたない退職代行業者の場合、企業側との交渉は弁護士法第72条に抵触するため、サポート内容に交渉は含まれません。

依頼者の代わりに代行業者が退職の意向を伝える

依頼者の代行業者として、企業側に退職の意向を伝えます。

民法第627条第1項により、退職の意思を伝えた2週間後に退職が完了します(※一部例外あり)。

このような手続きを踏んで退職する場合、犯罪行為や職務怠慢などの合理的な理由がない限り、懲戒解雇や懲戒免職とされることはありません。

3か月前に退職の意向を伝えるなどの就業規則があった場合でも、一般的には民法が優先されるため、損害賠償を求められる可能性はほぼありません(求められたとしても、損害賠償請求は認められないでしょう)。

有給休暇が退職完了までに必要な日数分残っている場合は、有給休暇を利用し、退職日まで出社せずに退職することも可能です。

※年俸制など6か月以上の期間で報酬が決定している場合、3か月前に退職の意思を伝える必要があります。

※雇用期間に定めがある場合には民法第626条または第628条が適用されます。

日本労働組合総連合会のよくある労働相談Q&Aコーナーなどで詳しく説明されています。

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退職代行を利用して後悔した人の意見・体験談

実際に退職代行を利用して後悔したという方の意見や体験談を、退職代行業者OITOMAの情報などをもとに紹介します。

退職日を考えている人は、参考になるため確認しておきましょう。

悪質な退職代行業者に依頼をしてしまった

1つ目は、悪質な退職代行業者に依頼したことで後悔したという体験談です。

悪質な退職代行業者に依頼すると、次のようなトラブルが発生するリスクがあります。

以下が悪質な退職代行に依頼した方の体験談になります。

  • 代金の先払いを要求され、支払ったところ連絡がとれなくなった
  • 退職手続完了後、法外な手数料を請求された

悪質な退職代行業者は、実績や知名度がない業者に多いといわれています。

なかでも費用が安い退職代行サービスはトラブルが発生する可能性が高いため、おすすめしません。

退職を人任せにした罪悪感がある

2つ目は、退職を人任せにしたことで後悔したという体験談です。

退職代行サービスに依頼することで、罪悪感をもつ方や自己嫌悪に陥る方もいます。

以下が退職を人任せにした際の体験談になります。

  • 人任せにしたという罪悪感がある
  • 第三者(代行業者)が介入するため、円満退職感がない
  • 円満退職ではないため、家族に退職したことを言い出せない

その他、退職代行を利用したことを家族に知られたくない方もいます。

家族に退職代行を利用していたことがばれる可能性は低いものの、会社側が家族に連絡を入れることで発覚するケースもあるようです。

適切に運営されている退職代行業者のサービス内容は合法であり、罪悪感をもつ必要はありませんが、円満退職を目指す方にはおすすめしません。

費用が予想より高い

3つ目は、退職代行の費用が思っていたよりも高かった(または、高くついた)ことで後悔したという体験談です。

  • 費用を支払ったところ、急に対応が悪くなった
  • 代金後払いの退職代行を利用したところ、高額な費用を請求された

対応が悪くなることで退職日が遅くなり、費用に釣り合わないと感じたという体験談もありました。

料金の面で後悔しないように、費用やサービス内容を事前にしっかりと確認しておきましょう。

なお、退職代行の相場は3~5万円程度、退職代行業者への基本的な支払い方法は前払い(費用を支払った後に退職の手続きが行われる)であることが相場や体験談からわかります。

退職代行を利用しなくても退職できる方の場合、コストパフォーマンスの面から後悔する可能性が高いため、利用をおすすめしません。

リスクを把握できていなかった

4つ目は、退職代行のリスクを把握できていなかったことで後悔したという体験談です。

特別な理由(犯罪行為や職務怠慢などにより、明らかに実損を与えた)がない限り、退職代行で退職することによって損害賠償を請求されたり、懲戒解雇されたりするような重大なリスクはほぼありません。

ただし、退職代行サービスを利用しても退職に失敗する可能性はあります。

以下が体験談になります。

  • 会社側に協議をもちかけられ、退職に失敗した
  • 職場の人との関係が悪くなった

会社側から「引継ぎをしてから退職してほしい」など退職日の協議をもちかけられた場合も、弁護士法により、弁護士ではない代行業者が交渉を行うことはできません。

後悔しないために、リスクを把握したうえで利用するかどうか検討することをおすすめします。

退職代行を利用して良かった人の意見・体験談

退職代行を利用して良かったと感じている方の意見や体験談について、まとめて紹介します。

退職日を即日にできるので速い

1つ目は、退職日を即日にできたという体験談・意見です。

こちらの方の退職予定は2月末でしたが、退職代行業者に依頼して即日退職されました。

ただし、退職日を即日にするためには会社側の許可が必要です。

退職日を即日とすることが認められない場合でも、雇用期間に定めがない方の場合、民法により2週間後には退職できます(例外あり。例外については「退職代行の仕事」で解説)。

このとき、有給休暇が残っていれば退職日まで出社せずに退職することも可能です。

労働基準法第15条により、実際の労働条件と労働契約の締結に際して明示された労働条件が異なる場合には雇用期間に定めがある方を含めて、即日退職できます。

心や体が楽になった

2つ目は、心や体が楽になったという体験談・意見です。

退職代行を実際に利用したところ、「肩の力が抜けた」、「気が楽になった」という方がいました。

また、退職は決まっていないものの退職代行に任せると決めたことで心が楽になったと言う体験談や依頼はしなかったが退職代行に相談したことで少し気が楽になったという体験談もありました。

会社から連絡が来ない

3つ目は、会社から連絡が来なかったという体験談・意見です。

「(退職代行)サービスに連絡してから一切会社とやり取りなし」で会社を辞めることができ、スムーズだったとの体験談があります。

ただし、会社によっては連絡が来るケースもあります。

この場合、退職代行業者を通して会社に連絡をとってもらうことができるため、連絡が来ても無視して問題ないようです。

転職にも影響がなかった

4つ目は、転職にも影響がなかったという体験談です。

退職代行を利用した人の体験談では、退職して転職先で1年以上楽しく働いているという方がいました。

おすすめの退職代行サービス

おすすめの退職代行サービス4つを、体験談や意見とあわせて紹介します。

退職代行ガーディアン

退職ガーディアンの会社情報は、以下の通りになります。

運営会社東京労働経済組合 (TRK)
料金2万9,800円
形態合同労働組合
実績退職実績100%
相談方法電話、LINE
公式サイトhttps://taisyokudaiko.jp/

退職代行ガーディアンは、合同労働組合が運営しているため、退職に関する交渉も代行してもらえます。

東京都労働委員会の認証を受けているなど、信頼性が高いことも特徴で「安心して任せられた」という体験談もありました。

退職日を即日にしたいなど、スピード退職を希望する方におすすめです。

※労働組合が組合員のために交渉を行うことは、非弁行為には当たらないとする判例もあり、問題ありません。

ただし、退職代行を専門とする労働組合は違法だとする意見があるため注意が必要です。

退職代行Jobs

退職代行Jobsの会社情報は、以下の通りになります。

運営会社株式会社アレス/合同労働組合ユニオンジャパン
料金2万7,000円※後払い可(審査あり)
形態顧問弁護士監修+労働組合連携の退職代行業者
実績全額返金保証
相談方法電話、LINE、メール
公式サイトhttps://jobs1.jp/

退職代行Jobsは、顧問弁護士が監修している退職代行業者のため、法的に問題がない範囲で安全に退職をサポートしてもらえる可能性が高いといえます。

交渉となった場合にも、労働組合の加入金と組合費(計4,000円)を支払うことで対応してもらうことが可能です。

対応が冷たいという体験談がありましたが、退職実績は100%であり、無事に退職できたという体験談も複数見られました。

事務的に退職代行業務を完遂してほしい方におすすめです。

退職代行オイトマ

退職代行オイトマの会社情報は、以下の通りになります。

運営会社株式会社5core
料金2万4,000円
形態労働組合と共同運営
実績全額返金保証
相談方法電話、LINE
公式サイトhttps://o-itoma.jp/

退職代行OITOMAは労働組合が運営している退職代行サービスのため、交渉までサポートしてもらえます。

料金設定が比較的安く、交渉になった場合の追加料金もかからないため、費用をできるだけ抑えたい方におすすめです。

退職代行ニコイチ

退職代行ニコイチの会社情報は、以下の通りになります。

運営会社株式会社ニコイチ
料金2万7,000円
形態弁護士監修の退職代行業者
実績退職成功率100%
相談方法電話、LINE、メール
公式サイトhttps://www.g-j.jp/lp04/

退職代行ニコイチは実績が豊富な退職代行業者で、解決実績数は4万1,001人(2023年2月時点)に達しています。

実績を重視する方や、退職の手続きを全て任せたい方におすすめです。

退職代行で失敗しない方法

株式会社アシロの情報などをもとに、退職代行の利用で後悔しないために押さえておきたいポイントを紹介します。

非弁業者ではないかチェックする

非弁業者(弁護士業務によって報酬を得ている弁護士ではない業者)ではない退職代行業者を選びましょう。

弁護士ではない退職代行業者は、退職の意向などを依頼者の代わりに伝えることはできますが、交渉を行うことは弁護士法違反となるためできません。

例えば、弁護士ではない退職代行業者は未払いの残業代を請求したり、退職条件について交渉したりすることは禁じられています。

トラブルを避けるため、非弁行為(弁護士ではない人が、報酬をもらって法律に関する仲裁や和解の交渉などを行うこと)が行われていないか事前にサービス内容を確認しておきましょう。

顧問弁護士の監修が入っているか確認する

顧問弁護士がいることがわかる退職代行サービスを選びましょう。

違法な代行業者に依頼してしまうと、法外な費用を請求されるなどのリスクを下げることができます。

顧問弁護士が本物の弁護士かどうかもあわせて確認しておく(所属している弁護士会と弁護士登録番号を確かめる等)といった方法もあります。

実績と知名度を確認する

退職代行業者の実績や知名度を確認しておきましょう。

退職代行に成功した具体的な数やメディアへの掲載実績などが示されている退職代行業者を選ぶほうが、満足できるサポートを受けられる可能性が高くなります。

SNSなどで体験談を調べてみるといった方法もあります。

費用が安すぎないかチェックする

費用が安すぎる退職代行サービスは避けるほうが無難だといえます。

料金が退職代行の相場に対して安すぎる場合、対応が悪い退職代行業者にあたるリスクが高まります(対応が悪い退職代行サービスの場合、退職日が遅くなる可能性があります)。

なかには、サイトに記載されていなかった追加料金を後から請求されたという事例もありました。

なお、退職代行の費用相場は3万~5万円程度のようです。

転職活動に影響が出ないか確認する

退職代行を利用する際には、転職活動に影響が出ないかどうかも確認しておきましょう。

転職先によってはリファレンスチェック(現職や前職での勤務態度や対人関係などを第三者に問い合わせること)の実施が求められることがあります。

採用担当者が退職代行の利用に批判的だった場合、リファレンスチェックで退職代行サービスを利用したことがわかり、転職活動に影響が出る可能性があります。

退職代行の経験者の体験談を参考に上手に利用してみよう!

退職代行は、退職日をできるだけ早くしたい方におすすめのサービスです。

40代以降の方では、退職の手続きをする手間を省くために利用したといった体験談も複数ありました。

退職させてもらえない方や退職するだけの気力が残っていない方は、退職代行サービスを利用した方の体験談や意見、後悔した点などを参考にしながら、積極的に活用して問題ないサービスだといえます。

まとめ

こういったお悩みをお持ちではありませんか?

・スタートアップ企業の見極め方がわからない

・希望に見合うスタートアップ企業が見つからない

・スタートアップに関する情報が足りない

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