起業の準備でやるべきことは?必要な手続きや失敗しないためのポイントもご紹介!

2023.01.13

起業・創業

起業の準備でやるべきことは?必要な手続きや失敗しないためのポイントもご紹介!

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起業をする際、どんな準備から始めたら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。

起業をする上で必要な手続きやポイントを理解していないと、起業後にトラブルを起こす可能性があります。本記事では、企業で必要な準備や手続き、ポイントを紹介していきます。

起業の準備に必要なこと

起業をする決意をしたものの、起業をする上で行うべき準備や手続き方法を理解していないと、起業後にトラブルが起きる可能性が高いです。

事前の準備なしに起業をしてしまうと、書類の提出不足や資金不足などの問題を抱えます。

リスクヘッジをするためにも、事前の準備が肝心と言えるでしょう。

起業するには?

起業をするにはいくつかの流れがあります。

起業までの流れは以下の手順です。

1.企業のアイデア・戦略をまとめる

2.事業計画書を作成する

3.ヒト・モノ・カネ・情報を準備する

4.開業届や必要書類を提出する

5.開業を始める

上記の手順で起業できます。

必要手続きを忘れないように気を付けましょう。

起業の準備はいつからやるべき?

起業の準備は、事業の規模やコストを割ける割合などによって異なります。

事業規模が大きければ、それなりの事業計画やアイデア・コンセプトが必要となるでしょう。

一方、小規模の事業であれば大規模ほど時間はかからないため、起業をするスピードは早くなります。

しかし、副業で起業をしたり、何かの業務を行いながら起業の準備を行えば当然、時間はかかります。

一概にいつから始めるべきとは断言できませんが、起業をする日時を決めてから準備を始めると、スムーズに進められるでしょう。

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起業の準備でやるべきこと

起業をする際に必要な準備を紹介します。

・事業計画を立てる

・営業・マーケティングのスキルを習得する

・ライバル企業の調査を行う

・会社設立・開業手続きを行う

・資金調達を行う

・ホームページを作成する

起業は準備次第で成功する確率は変わります。

失敗しないためにも準備は怠らず行いましょう。

事業計画を立てる

起業の準備で最も大切な要素が事業計画と言えるでしょう。

事業計画がしっかり練られているか否かで、成功する可能性が変わります。

しっかり事業計画が練られていれば、どこに資金を割きどこで利益を生むのか明確に決まっています。

一方、事業計画をあまり練らずに起業してしまうと、思うように事業が進まなかった場合の対処ができなくなるでしょう。

事業計画は成功する前提ではなく、失敗したときの対処方法まで考えて計画を立てましょう。

営業・マーケティングのスキルを習得する

起業をすると、ほとんど0の状態から事業が始まります。

中には繋がりがあり、サポートしてくれる人脈もありますが、営業・マーケティングのスキルを習得していないと、新規顧客の開拓は難しいでしょう

起業は収益を上げなければ存続させることができません。

収益を安定させるためにも、営業・マーケティングのスキルを磨いたうえで、起業を行いましょう。

ライバル企業の調査を行う

起業をするのであれば、ライバル企業の調査は必要不可欠と言えるでしょう

事業を立ち上げるには、どこかの業界・職種に参入します。

参入する業界の調査を行わなければ、なぜその業界・企業が儲かっているのかわかりません。

企業が存続しているということは、収益が安定している証拠にもなります。

自社だけの研究だけでなく他社の分析を行うことで、勝負できるポイントを見極められるでしょう。

会社設立・開業手続きを行う

企業の準備には開業手続きなどの書類提出は欠かせません。

起業をするには、屋号や事業、責任者などの署名をする必要があります。

もし、手続きを行わず会社を立ち上げ続けてしまうと、税務調査によって法的に裁かれてしまう可能性が高いです。

起業後、書類関係でトラブルを起こさないためにも、必ず書類関係の手続きを行いましょう。

資金調達を行う

起業をする規模によっては、資金調達が必要です

少額で始められる事業であれば、資金調達の準備は必要ありません。

しかし、個人の資金では足りない規模であれば、資金調達を行う必要があります。

資金調達には、銀行や投資家から調達を行えますが、その際に事業計画書が重要です。

投資先の企業や投資家は、儲かる事業なのか見極めてから投資を検討するため、計画が練られていない事業計画書では、資金調達が困難になります。

資金調達を行う際は、投資先のことを考え実行しましょう。

ホームページを作成する

始める事業によってはホームページの準備が必要です。

アパレルやWeb関係の仕事を行うときはWebサイトから流入するため、ホームページが必要不可欠です。

ホームページ制作も外注する場合、資金が必要となるため、資金繰りに気を付けましょう。

起業するために必要な手続き

起業をするために必要な手続きを解説します。

起業をする際、「法人」または「個人事業主」によって手続き方法が異なります。

手続き方法を間違えないためにも、必ず確認しましょう。

法人で起業する場合に必要な手続き

法人で起業する場合、以下の手続きが必要です。

・定款の作成、認証

・登記申請

・法人設立届書

定款とは、「会社の法律」と呼ばれ、会社を設立する際に発起人全員の同意のもとで定める企業の根本原則が記載されている書類です。

登記登録には以下の申請が必要です。

・登記申請書

・登録免許納税納付用台紙

・定款

・発起人の決定書

・設立時取締役の就任承諾書

・設立時取締役の印鑑証明書

・資本金の払込みがあったことを証する書面

・印鑑届出書

・登記すべき事項を記載した書面または保存したCD-Rなどの記録媒体

登記登録が完了したら、法人設立届出書を提出します。

必要に応じて提出する書類が変わるため、忘れないようにしましょう。

個人事業主で起業する場合に必要な手続き

個人事業主で起業する場合、管轄の税務署に開業届を提出する必要があります。

開業届を提出する際、青色申告承認申告書を提出すれば、最大65万円の青色申告特別控除を受けられます。

税金対策ができる部分は積極的に行いましょう。

起業の準備で失敗しないためのポイント

起業をする際、失敗しないために準備するポイントを紹介します。

・事業資金は十分に確保する

・キャッシュフローを正確に把握する

・専門家に任せる

・人脈を広げる

・事業計画書を作成する

それぞれのポイントについて見ていきましょう。

事業資金は十分に確保する

事業の資金は、始める事業規模によって確保する金額が変わります。

事業資金を確保するには、貯金をするか投資をしてもらう方法があります。

個人の貯金で足らない場合、投資してくれる投資家を見つけなくてはいけません。

事業資金がなくては、事業の展開やスタートすら厳しい場合も考えられます。

資金は十分に確保しましょう。

キャッシュフローを正確に把握する

キャッシュフローを正確に把握しておかないと、どこに資金を割けるか計画を立てることができません。

キャッシュフローは重要であり、事業家が見るべき視点です。

お金の出どころを把握していないと、資金が足らなくなったときなどに対処できなくなるので注意しましょう。

専門家に任せる

税金や違う業界のわからない知識は専門家に頼りましょう。

税金対策は起業をしたばかりであれば尚更気にしなくてはいけません。

少しでも支出を減らす必要があるため、弁護士や税理士を見つけるのが重要です。

また、知識がない分野の業界を使う際は、その業界の専門家を頼りましょう。

人脈を広げる

人脈は事業を大きくするうえで重要です。

人脈があるか否かでは、今後の経営に関わります。

人脈があれば、起業で悩んだ際に相談できます。

また、紹介で仕事を貰える可能性もあるため、人脈作りは大切だと考えられるでしょう。

事業計画書を作成する

事業計画書は今後のビジョンを考える上で大切です。

事業計画ができていなければ、どのように収益を上げ、どのように拡大をするのかわかりません。

事業計画を入念に立てれば効果検証もできるので、失敗しないためにも計画を立ててから実行しましょう。

起業準備にあたっての資金調達方法

起業をするにあたって資金が足りない際、資金調達をする方法を紹介します。

・自己資金

・日本政策金融公庫

・クラウドファンディング

・銀行からの融資

・エンジェル投資家

・ベンチャーキャピタル

・創業補助金

・小規模事業者持続化補助金

それぞれの方法について解説していきます。

自己資金

自己資金は資金調達を始める前に自己資本として差し入れ、事業をスタートするのが基本です。

自己資金のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・金利負担がない

・経営の自由度が高い

・資金調達先とのトラブルリスクがない

デメリット

・資金量は限られる

・事業精算をした際、自分の資産を失うことになる

日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は、起業・創業希望者が国民生活事業の新創業融資制度に申し込める制度です。

上限3,000万円(運転資金1,500万円)、金利0.90%〜3.35%、原則設備資金ならば15年以内、運転資金ならば5年以内が目安となります。

メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・起業前でも申請ができる

・無担保、無保証で借りれる

・制度融資に比べると比較的早く結論ができる

デメリット

・金利負担が発生する

クラウドファンディング

クラウドファンディングは、資金がない状態から始めたい事業をインターネットやSNSなどを通して、お金を集める資金調達方法です。

メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・リスクを回避できる

・起業前から全国でファンを形成できる

・テストマーケティングとして活動できる

デメリット

・インパクトがある事業でないと資金調達が難しい場合がある

・目標金額に届かない可能性がある

銀行からの融資

銀行からの融資は、銀行から資金を借入する資金調達方法です。

メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・顧客、ビジネスパートナーから情報提供や紹介がある

・多額の借入ができる

・経営権を剥奪される恐れがない

デメリット

・金利負担が発生する

・信用度にかける

・設立直後の会社は融資が難しい場合がある

・保証人や担保を必要とする

エンジェル投資家

エンジェル投資家とは、起業を始める投資家を助ける個人投資家です。

メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・エンジェル投資家からの経営アドバイスや紹介が期待できる

・出資までスピード感がある

・返済に猶予がある

デメリット

・起業家の保有株比率が低下する

・起業直後は資金調達が難しい場合がある

・多額の出資は検討される

・経営への自由度が下がる

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルとは、資本と引き換えにベンチャーキャピタルの出資を受け入れる資金調達方法です。

メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・経営アドバイスや紹介が期待できる

・上場に向けた短期での成長が期待できる

デメリット

・起業家の保有株比率が下がる

・ベンチャーキャピタルの経営方針に従う必要がある

・起業直後の融資は難しい場合がある

創業補助金

創業補助金とは、起業や開業をする起業家が申請する補助金です。

メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・起業前、起業後どちらでも申請できる

・基本的に返済不良である

・助成金の場合は申請すれば高確率で受給ができる

デメリット

・常に募集していなく申請期間がある

・採択率は直近で15%程である

・補助金は後払いのため、つなぎ資金を用意する必要がある

・補助対象経費の種類は限定される

・将来、収益が上がった際は補助金額を上限に返済する可能性がある

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者の販路開拓や生産性工場の取り組みを支援するため費用の一部を支援するための補助金です。

メリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

・販路開拓、新商品開発をするシアノ金銭面の負担が軽減される

・自社の事業や経営企画の整理ができる

・経営アドバイスが期待できる

デメリット

・交付までに時間がかかる

・後払いになる

起業の準備を万全に行うことが成功の秘訣!

起業をするには、準備が必要不可欠です。

事業計画が練れていなかったり、書類の提出ができていないとトラブルを引き起こす可能性があります。

準備を怠れば失敗する可能性が高まるので、失敗するリスクを減らすためにも、書類関係や事業計画などは必ず用意しましょう。

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