エイジス×souco、業務提携の舞台裏

エイジス×souco、業務提携の舞台裏

株式会社エイジス様

株式会社エイジスが新規事業創出を行うために、有望スタートアップの探索から提携契約の締結までを支援。様々な領域での事業創出を模索する中で、シナジーの見込まれた株式会社soucoとの協業に向けて伴走支援し、提携契約成立に至った。

プロジェクト背景

プロジェクト期間 12カ月
課題
  • エイジス社の中期経営計画で掲げている持続的な成長を実現するために新規サービス開発や新市場への進出を加速させるための取り組み強化が求められていた。そのためには従来のオーガニックな成長にプラスし、多様な企業との新たな接点を広げ、オープンイノベーションによる新たな取り組みの必要性が高まっていた。 
ご要望 新規事業創出に繋がるよう、アンゾフの成長マトリックスに基づいた戦略を実現するために、様々な領域のスタートアップとの接点を持ち、協業関係を構築したい。

ご支援内容

フェーズ1 

新規事業創出における有望スタートアップ探索の方向性を明確化。市場動向やスタートアップ技術トレンドを分析し、エイジス社が強みを発揮できる事業領域を抽出。その上で、対象とする事業分野や技術カテゴリーを優先度別に整理し、探索対象を絞り込むための評価基準を策定。これにより、以降の候補企業選定や接触戦略において、効率的かつ目的に沿ったリサーチ活動が可能となる基盤を構築。 

フェーズ2 

候補企業との初期接触に向けて、ヒアリング項目や確認すべき論点を事前に洗い出し、効率的な情報収集のフレームワークを設定した。各社の事業モデル、技術的特徴、ファイナンス情報などの重要情報を漏れなく把握できるよう、質問項目を体系化。得られた情報を基にエイジス社との協業案を作成し、次回アクション判断の迅速化を支援した。 

フェーズ3 

重点候補となったsouco社について、協業を行う上での主要な検討ポイントを整理。成長性の推定、参入障壁や差別化要因などを俯瞰的に把握し、協業の前提条件となる視点を明確化した。また、エイジス社の既存事業や販路とのシナジーの可能性について議論の場を設定し、社内の合意形成を後押しした。 

フェーズ4 

スタートアップ企業とエイジス社がそれぞれの強みを活かすため、意思決定プロセスや優先順位の違いを整理し、双方が意図を正確に共有できる環境を構築。結果として、協業条件の合意形成がスムーズに進み、業務提携契約の締結まで到達することで、エイジス社として新たなサービスを開始するきっかけ創出した。 

結果

重点候補スタートアップとの業務提携を実現し、スピーディーに新サービス開始のきっかけを創出 

  • 国内有力倉庫テック企業との協業を実現 
  • エイジス社のアセットとsouco社の新規性のあるサービスの融合による新規事業創出の基盤を確立 
  • 社内意思決定フローに沿って外部パートナー活用の合意形成を推進し、新サービス開始のきっかけを創出