サイボウズに転職するには、どんなスキルや経験が求められるのでしょうか。

また、平均年収やボーナス、新卒の初任給はどの程度なのでしょうか。

本記事では、サイボウズに転職を検討する上で役立つ情報を網羅的に調査しました。

この記事を読むことでサイボウズの全体の年収や役職別の平均年収や初任給、そしてサイボウズがどのような企業であるかまでわかるようになります。

サイボウズの平均年収

どの企業に転職を考える際、企業の平均年収について気になると思います。

ここでは、サイボウズの平均年収について企業全体・役職別に分けて紹介します。

企業の平均年収

まずは、サイボウズの企業全体の年収についてみていきましょう。

サイボウズの有価証券報告書によるとサイボウズの平均年収は、2021年時点で611万円となっています。

国税庁の令和3年分民間給与実態統計調査によると日本人の平均年収は、443万円となっています。

日本人の全体と比較するとサイボウズの平均年収は高水準となっています。

年代別の平均年収

次にサイボウズの年代別の平均年収について紹介します。

dodaの調査によると年代別の平均年収は以下の通りです。

年代別平均年収

年代	年収（円）
20	380万
30	514万
40	599万
50	649万

※dodaの統計を元に算出しています。

続いて日本の年齢別平均年収について見てみましょう。

日本人の年齢別平均年収

年代	年収（円）
20	342
30	435
40	495
50	596

上記の表を元に日本人全体とサイボウズの年代別平均年収を比較するとサイボウズの平均年収は、高水準であると言えます。

役職別の平均年収

一般的に、他の企業同様に役職がつくことで大きく年収も上がっていきます。

では、サイボウズの役職ごとの平均年収はどうでしょうか。

次に役職別の平均年収について見ていきましょう。

役職	年収（円）
部長	推定年収：900万円～
マネージャー	推定年収：800万円~
リーダー	推定年収：700万円~
メンバー	推定年収：500万円~

表を元に役職ごとの年収をみてみると、役職が上がるにつれ年収が上昇しています。

また、日本人の平均年収と比較してもそれぞれの役職での年収は高水準と言えます。

一般的に役職が上がるにつれボーナスも上がっていくため、難易度は高いですが役職を上げる努力を続け、高年収を得ることが可能な企業です。

サイボウズのボーナス

企業に転職を考える上でボーナスがあるかどうかは選ぶ一つのポイントであると思います。

サイボウズのボーナスについてはどうでしょうか。

次にサイボウズのボーナスについて見ていきます。

サイボウズでは年に2回（2月・8月）ボーナスが支給されます。

ボーナスの平均支給額は、約105万円〜225万円となっています。

他の大手企業と比較すると、特別ボーナスが高いというわけではないですが日本全体のボーナス支給額の平均と比較すると高いと言えるでしょう。

業績も右肩上がりの企業であるため、今後のボーナス上昇にも期待できます。

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サイボウズの新卒の初任給

新卒社員になる人で就職を考える企業の初任給は気になりますよね。

では、サイボウズの初任給についてはどうでしょうか。

ここでは、サイボウズの新卒の初任給や基本給について紹介します。

サイボウズの新卒の職種別基本給

サイボウズの新卒の初任給について職種別に見ていきましょう。

サイボウズの新卒採用の募集要項によると職種別の初任給は以下の通りです。

職種	初任給（基本給)
エンジニア職	約27万円（36万円）
プロダクトデザイナー	約25万円（33.5万円）
ビジネス職	約22.5万円（30万円以上）
システムコンサルティング	約22.5万円（30万円以上）
経営企画職	約22.5万円（30万円以上）

※サイボウズの募集要項一覧より算出しています。

厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査によると令和3年度の大学卒の平均初任給は、約22.5万円となっています。

このデータを元に表を見てみるとサイボウズの初任給は、日本企業全体の中でも高いと言えます。

サイボウズの福利厚生

企業に転職を考える上で福利厚生が充実しているかどうかは選ぶ際の大きなポイントだと思います。

ここでは、サイボウズの福利厚生について紹介します。

昇給制度

サイボウズには二つの昇給制度があります。

まず一つ目の自己申告による昇給制度は、社員の自己評価に基づいて昇給を決定するため、自己申告によって昇給を得た社員は、自らの成果に応じて報酬を得ることができます。

また、この制度によって、社員は自らの成長に関心を持ち、自己成長を促進することができます。

一方、年次昇給制度は、社員の業績評価に基づいて昇給額が決定されます。

この制度は、社員が目標を達成し、業績を上げることによって昇給を得ることができるため、モチベーションを高めることができます。

また、業績評価は、社員自身が設定した目標と、その達成度に基づいて行われるため、社員の自己評価とオブジェクティブな評価を両立することができます。

このような昇給制度があるということも、年収が高い理由の１つです。

残業代・残業手当

株式会社サイボウズは、残業代・残業手当に関して、40時間のみなし残業制度を設けており、社員の中には不満を持つ人もいるものの、特別手当も支給されることがあるそうです。

また、その他にも手当として残業代も含まれる「インフレ特別手当」が支給されることがある。

しかし、実際に働く社員たちが口コミサイトに投稿した内容から、以下のような声が上がっています。

• 「サイボウズのみなし残業は40時間分だが、働き方によっては少なく感じる場合もある。」
• 「インフレ特別手当は、一時金として支給されることがあるが、基本給に上乗せされないため、残業を減らすことによって収入が減ってしまうこともある。」
• 「住宅手当や賞与などの制度が整っていないため、福利厚生に不満を感じることがある。」

残業代が少ないと述べている人もいますが、40時間を超過した分はサイボウズが別途手当として支給してくれます。

残業を多くして年収をあげようという考え方はサイボウズの福利厚生には少しむずかしいかもしれません。

福利厚生

サイボウズは、従業員が100人100通りの働き方を実現するために、独自の福利厚生制度を導入しています。

その制度には、

• 在宅環境手当
• カフェ代
• ウルトラワーク
• 子連れ出勤制度
• 大人の体験入部
• Myキャリ
• 育自分休暇

などが含まれます。

特に、新型コロナウイルスの感染拡大により、リモートワーク・在宅勤務をする従業員が増えました。

そのため、在宅のネット環境を整えるために1人に月5000円の在宅環境手当が支給されています。

また、カフェで仕事する場合の費用も申請できます。

さらに、サイボウズでは従業員が新しいことに安心してチャレンジできるように、「育自分休暇」という制度も導入されています。

この制度は、最大で6年間、従業員が別の分野や海外への長期渡航などに挑戦することを支援するものであり、従業員が退社しても、サイボウズへの復帰が確約されています。

サイボウズの事業内容

そもそもサイボウズは何をしている企業なのか気になりますよね。

ここでは、サイボウズの事業内容について紹介します。

グループウェア事業

サイボウズの「グループウェア事業」は、20年以上にわたり企業や地方自治体、病院などの情報共有ツールを提供しています。

この事業では、ビジネスに必要なスケジュール管理や顧客情報の管理などのグループウェアが開発され、800万人以上のユーザーをサポートしています。

具体的なサイボウズのグループウェアとしては、「サイボウズOffice」や「サイボウズLIVE」などがあります。

メソッド事業

サイボウズのメソッド事業は、企業内のチームワークをサポートするためのソフトウェア開発や、チームワークのノウハウを世界へ広めることを目的とした事業です。

具体的には、チームビルディングやコミュニケーションスキルなど、チームワークを高めるためのメソッドやツールを開発・提供し、企業や学生に向けて講座やセミナーなどの教育プログラムも提供しています。

メソッド事業によって、企業や組織内のチームがより効率的にコミュニケーションをとり、より高い成果を出せるようサポートしています。

その他の事業

サイボウズのその他の事業にはチームワークを啓蒙することや社会貢献のための取り組みがあります。

具体的には、地域クラウド交流会やNPOプログラムなどがあります。

地域クラウド交流会は、地域の方々、金融機関、行政などが参加し、交流を深めることで地域の活性化を図る取り組みです。

一方、NPOプログラムは、非営利団体の活動を支援するために、サイボウズのサービスが利用できるライセンスを発行する取り組みです。

これらの事業は、サイボウズが社会に貢献するための姿勢を示しています。

サイボウズへの転職情報

ここでは、サイボウズへの転職難易度など転職事情について見ていきます。

転職の難易度

サイボウズへの転職の難易度は職種によって異なりますが、全体的には高くないと言えます。

多種多様なポジションで募集をかけており求人数も多く、未経験でもチャレンジできる職種も存在しています。

ただし、専門職や特定のスキルを求める職種では、難易度が高くなることもあるため、自分の経験やスキルを考慮して適切な職種を選ぶことが重要です。

採用方法

サイボウズは、採用方法にはどのような方式を取り入れているのでしょうか。

ここでは、サイボウズの採用方法について紹介します。

ポテンシャル採用

ポテンシャル採用とは、経験やスキルよりも、個人の持つ成長力や将来性を重視して採用を行う方法です。

この採用方式では、業界未経験者や異業種からの転職者でも、自身のポテンシャルや適性をアピールすれば、サイボウズに採用されるチャンスがあります。

サイボウズで現在ポテンシャル採用が行われている職種は以下の通りです。

• 営業
• デベロッパーマーケティング
• カスタマーマーケティング
• カスタマーサクセス
• 法務
• 松山ビジネス職

副業採用

サイボウズには、現在就業中の会社で働きながらサイボウズでも働く複業採用といった採用方式が存在します。

複業採用は自分自身のキャリア開発、またはサイボウズへの共感を前提としています。

また、多様な仕事を持ちたい人の中でも働いている人の企業で複業が許可されている人のみを対象としています。

職種に制限がなく、どんな職種にも応募可能です。

兼業する事で年収UPにも期待できます。

サイボウズへの転職の成功ポイント

次にサイボウズへ転職を成功させるためのポイントについて紹介していきます。

採用基準は求める人物かどうか

サイボウズ公式HPでは、「チームワーク×自立」を求める人物像として掲げています。

そのため、サイボウズでは自立心と協調性を持ち、自らの能力を証明できる人物像をアピールすることが大切です。

また、サイボウズはノルマや成果主義を取らないため、自ら目標設定と成果を出すことが重要です。

サイボウズへの転職を成功させるには、「チームワーク×自立」の人物像をイメージし、自立心と協調性を兼ね備えた自分自身の能力を証明できるようなアピールが重要です。

未経験でも異業種での経験と熱意を伝える

IT業界未経験からサイボウズへの転職を成功させるためには、異業種での経験を活かす具体的なアプローチやビジョンを伝え、自分の熱意を示すことが重要です。

例えば、食品業界でのマーケティング経験を活かし、サイボウズの製品に対する新たな視点やアプローチを提案できることをアピールするような感じです。

また、サイボウズはポテンシャル採用にも力を入れており、業界未経験者でもチャンスがあります。

そのため、これらを意識してアピールすることで、未経験でもサイボウズでの新しいキャリアを築くことが可能です。

面接の内容を確認する

サイボウズへの転職を成功させるためには、面接対策を行い、質問内容を確認しておくことが重要です。

サイボウズの面接では、一般的な質問だけでなく、フェルミ推定などの独特な質問も出題されるため、事前の準備が求められます。

そのため口コミサイトなどを活用し、一般的な質問やフェルミ推定の問題に対する対策を立てましょう。

これにより、面接でのパフォーマンスが向上し、転職成功の確率が高まります。

転職エージェントを利用

サイボウズへの転職を成功させるためには、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントは、求人情報の提供や面接対策など、転職活動をサポートしてくれます。

また、転職エージェントは市場の動向や企業情報を把握しており、適切なアドバイスに期待できます。

そのため、エージェントのアドバイスを活用することで、サイボウズに自分の強みや経験を効果的にアピールし、転職成功の確率が高まります。

未経験でも大丈夫！サイボウズへの転職を成功させよう！

サイボウズは、未経験であっても問題なく転職活動を行うことができます。

サイボウズは、中途採用やポテンシャル採用を随時実施しているため、転職のチャンスが多いです。

また、募集をかけている職種も多種多様にあることも転職のハードルが低い理由の一つです。

サイボウズは、福利厚生なども充実している他、年収も高水準であるため転職に成功することで豊かな生活が期待できます。

例え、未経験であったとしても前職の経験や熱意を示し、サイボウズへの転職を成功させましょう。

まとめ

こういったお悩みをお持ちではありませんか？

• スタートアップ企業の見極め方がわからない
• 希望に見合うスタートアップ企業が見つからない
• スタートアップに関する情報が足りない

転職に対する壁が低くなりつつある近年でスタートアップ企業に転職したい方も少なくありません。そんな中、自分に合ったスタートアップ企業を見つけることに苦労している方が多くいます。

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