M&A業界への転職理由・志望動機4選!面接対策や成功のポイントは?

M&A業界への転職では、面接の際に転職理由・志望動機を聞かれます。M&Aコンサルタントとしての資質を図る目的があるので、企業側が求める人物像に沿うように答える必要があります。本記事では、M&A業界への転職理由・志望動機4選を紹介します。

M&A業界への転職について

経営者の高齢化や後継者不足などの影響で、中小企業の事業承継問題が深刻化しています。
廃業を避ける手段としてM&Aを活用するケースが増えており、国内のM&A市場は成長を続けています。
こうした動きは転職事情にも大きな影響を及ぼしており、成長が目覚ましいM&A業界に転職し、高年収やキャリアアップを目指す人が急増しています。

M&Aとは

M&Aとは、企業の買収や合併の総称です。ある企業がほかの企業を買い取ったり、複数の法人格を1つの法人格に統一したりすることをいいます。
M&Aは企業同士の大規模な取引になります。当事者同士の交渉では高確率でトラブルが発生するため、M&Aの専門家の仲介を受けたうえで進めることが一般的とされています。

M&A業界の職種

M&A業界に転職する場合、大きく2つの選択肢があります。職種によって求められる能力・スキルが全く異なるので、自身に合った職種を選択することが大切です。

M&Aコンサルタント

M&Aコンサルタントは、M&Aの相談や交渉などの一連の流れを仲介サポートする職種です。相談者である企業のM&Aの実現に向けて包括的なサポートを担当するため、幅広い分野の知識が求められます。
業界未経験からの転職の場合は、営業力やコミュニケーション能力が求められます。前職での営業経験を活用することができれば、転職が成功する可能性も高くなります。

事業会社内のM&A担当者

投資部門などを設置している場合は、事業会社内のM&A担当を目指す方法もあります。M&A仲介ではなく、自社のM&Aを実現させるために働くことになります。
M&A戦略策定やM&A先の選定・交渉など、幅広い工程を担当することになるため、コンサル経験が豊富でなければ務めることは難しいでしょう。

M&A業界で働くことのメリット・デメリット

M&A業界で働くメリットは、業界全体が成長傾向にあることです。日本の多くの産業は成熟期に入っていますが、M&A市場は成長を続けているため、努力が結果に結びつきやすいです。
業界全体が盛り上がっているため、特定の一社に留まる必要がないことも大きなメリットです。経験を積んだのち、さらなる年収・キャリアアップを目指して、ほかのM&A仲介会社に転職することも可能です。
その一方で、M&A業務はハードワークになりがちというデメリットもあります。実力主義の世界なので、成果を出すためには相応の業務をこなさなくてはなりません。

M&A業界への転職理由4選

M&A業界への転職の際の面接では、人柄やモチベーション確認、同様の理由で再び退社しないかを判断するために、高確率で転職理由を聞かれます。
面接官に好印象を与えるためには、転職理由のポジティブな内容を強調して伝えることが大切です。この章では、口コミでみられる転職理由4つを紹介します。
【M&A業界への転職理由】
1.成果に応じた報酬が欲しい
2.仕事にやりがいを見つけたい
3.スキルアップしたい
4.新たな挑戦がしたい

M&A業界への転職理由①:成果に応じた報酬が欲しい

M&A業界は実力主義の世界であるため、インセンティブ制度が採用されています。M&A案件の成約でインセンティブが付与されるため、自分自身の頑張り次第でいくらでも年収を伸ばすことができます。

口コミ

・とことん働いて年収アップを目指したい
・年功序列ではモチベーションが上がらない
・成果に応じた報酬が得られるM&A業界が最適と考えた
報酬に関する転職理由は上記のような口コミが中心です。ただ年収アップだけを伝えると警戒されてしまいますが、現実感を出すための根拠や年収に対する価値観を提示することができれば、転職理由に説得力を持たせることができます。

 M&A業界への転職理由②:仕事にやりがいをみつけたい

M&A業界は個人の働きが与える影響が大きいという特徴もあります。1つの案件が成約すると、M&A当事者や従業員など数多くの人に影響を与えるため、やりがいや手応えを実感しやすい業界といえます。

口コミ

・自分の力を試したい
・成果を出して会社の成長に貢献したい
・経営者と同じ目線で働きたい

こちらの転職理由では、業務に対する意気込みを伝えることができます。自分自身のやりがいの定義を明示することで、何を求めてM&A業界に転職したいのかを伝えることができます。

M&A業界への転職理由③:スキルアップしたい

M&A業界の業務は多岐に渡るため、幅広い分野の知識や経験が求められます。常に成長し続けなければ成果を出すことは難しいため、自身のスキルアップを目指す人に適した業界といえます。

口コミ

・経営コンサルティングの知識を身につけたい
・前職で培った経験の専門性を高めたい
スキルアップは後天的に獲得できる部分であるため、重視されやすいポイントです。目指すスキルアップの内容を具体的に示すことで、自分の成長志向を伝えることができます。

M&A業界への転職理由④:新たな挑戦がしたい

未経験からM&A業界に転職する場合、多くの業務が初体験になります。一時的に年収が落ちるリスクもありますが、未知のフィールドで仕事をしたいという転職理由も多くみられます。

口コミ

・経済の勉強をしているうちに経営コンサルティングに興味を持った
・M&Aで成功する企業を見て業界の成長性を感じた
転職理由に新たな挑戦を挙げる場合は、慣れ親しんだ職種ではなく、なぜ未経験の職種に挑戦するのかを示すことが大切です。ほかの転職理由と矛盾しないようにまとめておくと好印象を与えやすくなります。

M&A業界への志望動機と決め手

M&A業界への転職では、転職理由のほかに志望動機も聞かれます。前職では実現できないことをアピールすると同時に、転職理由と矛盾しないように伝えることが大切です。

【M&A業界への志望動機と決め手】
1.M&Aの経験ができる希少な機会
2.M&Aに興味がある
3.中小企業の廃業問題に携われる
4.高年収であること

M&A業界への志望動機と決め手①M&Aの経験が積める希少な機会

M&A業界の業務を通して、経営コンサルティングやM&Aの経験を積めるという志望動機です。転職理由のスキルアップや新たな挑戦と共通する部分も大きいため、使いやすい志望動機です。
注意点としては、経験したいや勉強したいなどの言い方では他人任せの印象を与えやすいことです。
志望動機に主体性を持たせるためには、自らの意思であることをアピールすることが大切です。

M&A業界への志望動機と決め手②M&Aに興味がある

2つ目の志望動機はM&A業界に興味があるというものです。社会的な貢献度の高い業界で自分の能力・スキルが通用するのか興味があるという志望動機も多くみられます。
単純に興味があることを伝えても具体性に欠けるため、興味を持ったきっかけとなるエピソードや入社後の業務の取り組み方を示すことで、アピールに繋げることができます。

M&A業界への志望動機と決め手③中小企業の廃業問題に携われる

少子高齢化などの影響で深刻化する事業承継問題に取り組みたいという志望動機です。実際にM&A実務で扱うのは中小規模の案件が多いため、採用側が求める人物像にマッチする可能性が高いです。
ただし、企業によっては大手企業や海外M&Aなどの大規模案件に注力していることもあります。企業の方針と一致しない志望動機を挙げると印象が悪くなってしまうため、事前によく調査しておくようにしましょう。

M&A業界への志望動機と決め手④高年収であること

M&A業界は実力主義の世界のため、成長志向が高い人材を求めており、高年収を実現したいという志望動機は高い評価に繋がることが多いです。
大切なのは高年収を実現させるための計画性を持たせておくことです。志望動機にただ高年収を挙げるだけでは、自分の目的を押し通すだけという評価がされてしまいます。

M&A業界への転職で必要な面接対策と成功ポイント

ここまでM&A業界への転職理由や志望動機をみてきましたが、実際に面接に臨む際はどのようなポイントに注意するべきなのでしょうか。
この章では、M&A業界の面接で見られるポイントと転職を成功させるポイントを解説します。

M&A業界の面接でよく見られるポイント

まずはM&A業界の面接でよく見られるポイントから解説します。特に重視されるポイントは以下の3点です。

【M&A業界の面接でよく見られるポイント】
・法人営業経験
・人柄
・コミュニケーション能力

法人営業経験

M&A業界の顧客は法人が基本となるため、法人営業経験が重視されます。前職で法人営業担当だった場合は、自身の強みとしてアピールすることができます。
特に、銀行や証券会社などの金融機関出身者は、法人営業経験が豊富と判断されることが多いです。

人柄

M&A業界の面接では、個人の能力・スキル以外に人柄も見られています。いくら優れた人材であっても、業務に対する姿勢や成長志向に難があると判断されれば、落とさる確率が高くなります。
応募先企業が求める人物像を徹底的にリサーチしておき、シミュレーションしておくことが大切です。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、営業力と並んで重視されるポイントです。M&Aを進行するうえでは顧客である経営者との関係構築が欠かせないため、コミュニケーション能力がM&Aの成否に直結します。
面接で見られるコミュニケーション能力は、「相手の言葉を正しく理解する能力」と「伝えたいことを適切に表現して相手に理解してもらう能力」です。面接官とのやり取りで見られるので、地力をあげて臨むしかありません。

M&A業界への転職を成功させるポイント

M&A業界への転職を成功させるためには、自分の能力・スキルを活用して貢献できることを正しく把握しておくことが大切です。
自分の役割を把握している人材は、企業に対する貢献度も高くなることが期待されるため、採用される確率が上がります。上記に挙げた3点のポイントから自分の強み・魅力を見つけて、積極的にアピールしてみましょう。

M&A業界への転職におすすめの方法

M&A業界に転職する場合、いくつかの方法があります。しかし、自分に合わない方法を選択すると転職が失敗する恐れもあるため、転職の方法を決める前に注意点を押さえておく必要があります。

転職の際の注意点

M&A業界に転職する際は、M&A業界の特性に注意が必要です。基本的にハードワークであること、若い年代が優先的に採用されること、などの注意点が挙げられます。
これらの注意点を軽視すると、面接の失敗や入社後の後悔を招きかねません。自信の適性と志望動機を分析して、業界への知識を深めておく必要があります。
上記の理由から、M&A業界の転職ではM&A業界に特化した転職エージェントを活用することをおすすめします。M&A業界に精通しているため、転職前から具体的な業務内容を知ることができ、認識祖語を回避することができます。

M&A業界特化の転職エージェントに依頼する

転職というと、大手の転職エージェントを頼ることが多いですが、M&A業界の転職に限っては業界の内情を知る、M&A業界あるいは金融関連特化の転職エージェントに依頼する方がよい結果を得られやすくなります。

【M&A業界特化のおすすめ転職エージェント】
1.ソーシング・ブラザーズ
2.アクシスコンサルティング
3.JACリクルートメント

おすすめのエージェント:①ソーシング・ブラザーズ

ソーシング・ブラザーズは、M&A業界に特化した転職エージェントです。キャリア支援サービスにより「ヒト」を通じて後継者問題解決に取り組み、日本の大廃業時代の脱却を目指し活動を行っています。
最大の特徴は豊富な求人案件があることです。M&A業界に特化しているため、豊富な求人案件が集中しやすく、非公開求人も好待遇の案件が揃っています。
M&A業界との多面的なネットワークを保有していることも大きな強みです。業界内のリアルな情報提供を受けられるので、計画性をもたせた転職が実行しやすくなります。
ソーシング・ブラザーズ株式会社 | M&A業界への転職コンサルディングNo.1

おすすめのエージェント:②アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサルタントの転職に特化した転職エージェントです。戦略コンサルやITコンサルなどの多分野を網羅しており、現役コンサルタントの転職支援数で豊富な実績を保有しています。
業界との強力なパイプにより、アクシスならではの企業別採用動向を探り、企業ニーズに合わせた書類・面談対策サービスを提供しています。

おすすめのエージェント:③JACリクルートメント

JACリクルートメントは、管理職・専門職に特化した転職エージェントです。「人材と企業をつなぐ」という理念を掲げており、豊富な実績を積み重ねています。
企業とのマッチング以外に転職後のアフターフォローも提供しています。キャリアのコンサルタントとして長期的なサポートを受けることができます。

転職サイトに登録する

M&A業界への転職では、転職サイトに登録する方法もあります。個人情報を登録しておくことで自動的にマッチングを開始してもらえる手軽さが魅力です。
しかし、サポート範囲は企業とのマッチングに留まっているため、面談対策やアフターフォローは行っていないことが多いです。業界動向を探ることも難しいので、業界未経験の方にはあまりおすすめできません。

リファラル採用を狙う

リファラル採用とは、自社の社員や友人・知人に紹介してもらう方法です。既に業務に携わっている人の紹介であれば、ミスマッチが起こりにくいというメリットがあります。
リファラル採用では前職の同僚を誘うというケースが多いので、M&A業界に転職した元同僚や友人・知人がいる場合は、話を聞いてみるのも1つの方法でしょう。

M&A業界への転職理由・志望動機まとめ

M&A業界への転職では、転職理由・志望動機を明確にしておくことが大切です。さらに企業側が求める人物像を意識することも求められるので、業界の内情を把握しておくことも必要です。
M&A業界特化の転職エージェントを活用すると、適性判断や志望動機分析を行いやすくなります。ぜひ本記事の内容を参考に、転職エージェントを探してみてください。

【M&A業界への転職理由】
・成果に応じた報酬が欲しい
・仕事にやりがいを見つけたい
・スキルアップしたい
・新たな挑戦がしたい

【M&A業界への志望動機と決め手】
・M&Aの経験ができる希少な機会
・M&Aに興味がある
・中小企業の廃業問題に携われる
・高年収であること

【M&A業界の面接でよく見られるポイント】
・法人営業経験
・人柄
・コミュニケーション能力

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